ただあるがままの気持ちは

2001年の秋にサロンを開きました。毎日、休むことなく走り続けています。なにもしない休日というのがほとんどとれないので、もうかれこれ3千日以上マラソン状態ですね。やりたくて始めた仕事。なんの保証もないし、誰のサポートもない。一人で地道に作り上げてきました。それまで会社員という守られた立場でしたから、一人で仕事をするということの全てが手探り。今でも面食らうことが多い日々ですが、それでもなんとかやってこれたのは、きてよかったと言ってくださる人達の一言があったからです。ご縁のあった人達には、いつも心から感謝しています。

しかし気づけば自分もずいぶん年をとりました。また、体を休める時間もほとんど取れないので、肉体はいつもどこかしら悲鳴をあげています。他人には体の声をききなさい、と言っておきながら自分の体のことは後手になります。しかし、ここ1〜2年は集中力も以前ほどではなく、ペースを落としています。もともと霊視鑑定というのは精神力を消耗する仕事です。毎日、たくさんの鑑定をしていると疲れもたまりますし、回復させるには深い瞑想をする以外にないので、その時間を工面することも大変です。がんばってもがんばっても、世間の皆さまの悩み事は尽きることがありません。ひたすら人生のお手伝いをさせていただく毎日です。

皆様に支えられてこそ、と思う一方で厳しいお叱りをいただくこともあります。精神的にもきつい仕事ですし、私も生身の人間。許された時間、限られた状況のなかで最善をいつも尽くしています。その極限のなかにあっても、尚それ以上に力を発揮できた、皆さんのお役に立ててきたのではないか。自分ではそう思っているのですが。お小言をいただくと、心はすっかりしぼみます。

それでも、今日も仕事をしなければ。方向を見失い、光を求めてさまよっている方を前にすると、疲れもなにも忘れてひたすらお手伝いに没頭してしまいます。それが私が生きていることを感じられる唯一の瞬間ですから。がんばっている、というよりも、やはり皆さんに私は生かされているのです。そこにはありがとうという気持ち以外にはなにもありません。

ただ、ただ、あるがままの気持ちです。

みなさん、いつもほんとうにありがとう。