てんつくマンさんの名前はきいたことがあったが、どんな方なのか情報を得てはいなかった。そのてんつくマンさんを通じて、現地の生々しい情報が伝わってきた。(今日のランディさんのブログを参照)
ウォンさんは連日、Ustreamで演奏し続けている。停電しても生音でチャリティライブをひらいている仲間もいる。海をへだてて北海道にいて、なにができるだろうと悩み、考える。今は誰もが心に暗くて重い淀みをためこんでいて、うまくはきだせないでいる。
道新の記事にも、自粛ムードが続き経済活動が低下するのが懸念されると載っていた。それはわかっている。みんなわかっていることだ。遠くにいてもできることは少ない。いや、ほとんどないといっていい。せいぜい義援金を送るぐらいだろう。それならしっかり経済活動をすべきだ。自粛ムードに浸っている場合ではない、と。
でもこの胸のなかにつかえている淀みを吐き出さないと活動モードに切り替えられないだろう。
私たちの心がどんなによどんでいても、季節はめぐる。今日の札幌は春めいたいい天気だ。空はどこまでも透明で高く、明るい。
上をむいてあるこう・・・。ある悲惨な事故でなくなった尊い歌い手が、そう歌い続けながら日本中を励ましていた。
ひとりひとりのなかで、青空を感じていこう。今は誰も背中をおしてくれない。待っていてもなにもかわらない。みんなが苦しいのだから。
まず、自分の気持ちをすっきり解放させることから。心のなかの淀みを整理して、それから日常生活に戻っていけばいい。
学ぶべき人は学び、鍛えるべき人は鍛え、働くべき人は働こう。大地を耕し、新しい種を今年も蒔いて、秋の収穫を日本中の人に分け与えよう。
それぞれの持場で、ひとりひとりが、しっかり大地にねざしてがんばる。
それしか私たちにできることはないのでは。
今は選挙の時期でもある。こんな時に…なんてなげやりにならないで、しっかり一票を投じることから始めようじゃないか。
それにしても、市長選にしても、知事選にしても結果みえてるじゃないか。。。まぁ、文句は言うまい。
それでも今日の空はまぶしいぐらい青い。