みんなの寺のこと。

前回、天野和公さんの著作「みんなの寺の作り方」をご紹介しました。

住職の雅亮さんがお寺づくりを始めた時期と、自分も会社員生活にピリオドを打って光のサロンを立ち上げた時期が近かった事もあり、遠くはなれていて滅多に会うこともないのですが、仙台でがんばっている二人の存在が本当に心強かったのです。

天野さんは仏道を広げる、という明確な目標がある。自分の場合は、宗教をやっているわけではない。ないけれど、人それぞれのガイドさんが教えてくださる事をお伝えしていくことが仕事です。天野さんは僧侶という生き方を、自分は霊能者という形を選びました。道はそれぞれ違うけれど、どんな人でも受け入れていきたい、という考え方は一致しているようです。

雅亮さん、和公さんと知り合ったのは、まだそれぞれが仕事に取り組み始めて間もない頃。思えば、お互いにまだまだ暇だったのでしょうね。今ではみんなの寺は、毎日めまぐるしく多忙な様子。よかった、本当によかった。これからきっとますます発展しくことでしょう。忙しいなかで和公さん、よくお書きになったなぁと感激しています。でも、この本を読んでより多くの人がみんなの寺の存在を知ることができる。たくさんの人の励みになることは間違いないでしょうね。

本を読みながら、天野さんに出会ってから今日までの年月を振り返る、丁度いい機会になりました・・・

自分のことを振り返れば、ここ最近とても忙しくさせていただいています。この道に入った当初を考えれば信じられないことです。ただ忙しいというだけでなく、最近では、こうしてお一人お一人と向き合っていくことに、少しずつですが自信と誇りを持てるようになりました。ほんの数年前までは、自分の力が本当に人様のお役に立つのかどうか、確信を持てずにいました。たくさん失敗もして、何度もへこたれそうになった。けれど、仙台で雅亮さんと和公さんもがんばっている、と思うとここで自分が一度、踏み出した道を引き返すことはできないなと思いました。

光のサロンは宗教とはまったく関係のないスタイルをとっています。スピリチュアルカウンセリングという名目で個人セッションを行なっているのですが、実際には「あらゆる人生のご相談」をお引き受けしています。もうひとつは、ヒーリングの技法としてレイキの指導をしています。この2つがこのサロンの柱になっています。カウンセリングのやり方は完全に独自のやり方で、誰かに教わったものではありません。ただ、本当にたくさん勉強はしました。自分でいうのもなんですが大学に2つ通うぐらいの勉強はしたと思います。今でも日々、必要なことは研鑽を積み、新しい情報や知識の集収にできるだけエネルギーを割いています。それでもなかなか追いつかないのですが、精一杯努力はしています。

どんな相談でもお引き受けしているので、どれだけ知識があっても足りるということがないように思うのです。霊感を使うんだから、なにも勉強要らないじゃないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが。霊感だけでは、相手目線で話を聞いて差し上げることはできません。やはり、同じように生きて、同じ道を並走していく心構えを持てないと、よいアドバイスが難しいと感じます。
霊的な感覚からお伝えできることは、実際のところ非常に限られているのです。借金で苦しい、倒産した、家族が自殺を遂げた、うつ病で仕事ができない、離縁、難病、不妊、対立、差別、自己嫌悪、未来への悲観、事故や日常の様々なトラブル、就職・転職、進学の悩み、恋愛、結婚、転居…日々を生きることは、すなわちあらゆる煩悩と対峙することに他なりません。

ご相談者の状況を把握し、理解するには今、北海道がどういう状況になっているのかを理解しなければなりません。教育のことも、経済のことも、政治のこともいつも道民と一緒に考えていなければなりません。共に暮らす少数の日本人ではない人達のことも均等に考えています。大人のことも、子供のことも、未来の子孫のことも、そして老人のことも、いつもみんなと一緒に考えていなければ、納得していただける答えはだせません。

介護の相談であれば、どこに電話をしてどの施設に打診をすればよいのか、一緒に考えます。幼稚園、私学、学習塾、習い事の選択で迷う方があれば、候補のリストをいただいてお子さんとの相性を共に悩み、考えます。守護霊さんがヒントをくれることもありますが、土地勘も必要ですし、客観的な情報も得ながら総合的に判断をしていくわけです。

お子さんと先生の相性もみます。職場の上司、同僚、後輩との相性、つきあい方もみます。恋人、ご友人、ご親族との対立や不調和もみます。霊感を駆使するよりも、どちらかといえば心を読み取る技術を使います。心のエネルギーを読む(Reading=リーディング)技法は、光のサロンでは誰でも習得できるものとして学びたい方には勉強にきていただいています。

霊感を使うのは、たとえば亡くなったご親族のお気持ちを伝える時、先祖の系譜を辿りどのような因縁があるのかないのか確認する時、土地や建物の鑑定をする時、病気や事故の原因が不明でなにか怪しい気配がある時などです。

また前世のいきさつをお伝えする事もあります。これとて、その方の人生のご発展に役立てていただきたいからお伝えするのであって、やみくもになんでもかんでも見て差し上げるということはしていません。その情報がすごく役にたつこともあれば、さほどとらわれる必要もないこともあります。基本的に生まれ変わってくるということは、前世のいきさつとは違う新しい生き方を創造していく機会を得ているのですが、前世とは一線を画していくことのほうが大事です。ただ、今生自分が生まれ持っている気質を深く理解するにあたり、参考になる場合が多いので、これからの方向性にプラスになればという思いで前世の鑑定はさせていただいています。

ちなみに前世の鑑定は霊感の中で、アカシックレコードという情報データベースにつながる霊力を持っていれば読み取れるので、できる人にはできてしまいます。これは修行すればどうにかなるというより、そういう資質を持っている人がこの世にはそれなりの数、いるのだと思います。

一概に「霊感」といっても、実際のところは病院と同じで細かい領域が幾つもあってそれぞれの専門分野に本来は別れているものです。ところが、一般の方にはどこの誰がどういった分野の専門なのかさっぱりわからない。だから、外科に行くべきところを内科で診てもらい続けるような状況も、多々起きているのです。とにかく「見えない世界のことならとりあえずなんでも相談してください」という当サロンの基本姿勢は、実は皆さんが霊的な世界、スピリチュアルな世界に一歩踏み出す時に、間違った方向性の鑑定に振り回されないようにしていただきたいという思いもあるのです。世の霊能者が間違っているということはあまりないはずですが、ご依頼人にとって最も適任であるかどうかは非常に微妙だと思います。なんでも「お祓い」をするとか、二言目には「先祖供養が必要」という人もいます。時に「修行しなさい」という人もいるでしょう。でも、一律同じようなアドバイスはあり得ないし、あってはなりません。人は皆、違います。個性があります。さまざまな人生があります。鑑定方法も、アドバイスの内容も「一人ひとりの個性や状況に合わせるのならば、すべて異なるのが当然」だと思うのです。

ですから、光のサロンでは自分でも「こんな鑑定、アドバイスはしたことがない」という事例が日常です。こういう方向性で取り組んでください、と処方する改善策も、おひとりずつ違う内容になります。なかにはすごく突拍子もないアドバイスをして、ご本人もそうですが当の自分自身がこんなアドバイスで本当にいいのだろうか、と思うこともあるのです。でも、皆違うのですから、一般的な、普通のアドバイスにならなくて当然。そう自分にいいきかせ、自信をもってしっかりとお伝えするようにしています。

ただ、私は鑑定する際にはほんの少しの情報しかいただきませんが、次から次へと分析、鑑定をして処方内容をお伝えするので、最初は皆さん少しびっくりなさいます。なぜそんなにいろいろわかるのか?と。きっと不思議なのだと思います。でも、そうびっくりする必要もないのです。多くの部分は霊感というより「技術」なのです。また、更に多くの部分は「雑学」なのです。毎日、道新も読みますし、身近なニュースにすごく気を配っていますから、皆さんの日常とシンクロするような話題がいっぱいあるのです。そして、その日、なにげなくこのお話をしてあげたい、と思ったことはご本人の身の上にも起きている事と似ていたり。そんなことの積み重ねです。純粋に霊感で霊視したり、過去や未来の映像をみたりしている部分もあります。が、それは本当に一部でしかありません。

そしてもう一つの柱である「ヒーリング」の指導。これについては、私たちの健康増進と心の調和に、すごく役立つものなのでもっと広めたいと願っています。体調の悪い方でも、自分でレイキを実践していただくと必ずなにがしか良い結果がでます。ただ、しっかりと積み重ねていくことが大切なので、どんな形であれ技法として使っていただかなければなりません。それぞれの生活にいかに取り入れていただくか。いかに毎日、短い時間でも積み重ねていただけるか。その為に様々な工夫をし続けています。毎月のように新しい実践方法を考案し、実験し、結果が出たものについてはどんどん教えています。

レイキは経験も感覚も年齢も問わず、本当に誰にでも習得可能な素晴らしい技術です。日本ではもっと普及していいと思うのですが、今一歩という感じがします。どうしたらもっと広げられるのか、いつも思案していますが、こればかりは妙案がありません。地道に普及活動を続けていくよりないでしょう。

先日も、何度かご相談に来られている若い女性の方から朝方メールがありました。「破水しました!」という内容でしたので、すかさず遠隔で安産祈願のエネルギーを送りました。丁度、移動中でしたので失礼ながら運転しながら、です。普段でしたらラジオでニュースを聞いたり、音楽を聴きながらの運転ですが、その時ばかりはBGMを消し、運転に注意を払いながら余白の意識のなかで安産を念じました。数時間後、無事に産まれたとのご報告がありました。

親族が危篤になった時も、そっと遠隔でお見舞いのエネルギーを送らせていただきました。効果があったのかどうか、少し持ち直して一旦元気になりましたが、ふっと緊張の糸が途切れたかのように旅立っていきました。

見えない世界の架け橋の役割を担う自分のような存在が、この世で人と人との架け橋に少しでもなれたらいいな、と思うのです。皆さんがもっとこの地球という環境と、生まれ落ちたそれぞれの土地、暮らし、生活と、皆さんをとりまく人々と、ご親族と、大切なご家族と、もっと仲良く豊かに健康に穏やかに暮らせるようになってほしい。その為になにかお役にたてたらいいな、と思うのです。

ここまでサロンを続けてきて、かなりの件数のお仕事をこなせるようになってきました。数をこなせているだけでなく、それぞれの人生と本当に深く、しっかりと関わらせていただいていることを感じます。それは産まれてから、そして死ぬまでの間の全てを見守らせていただく、ということです。丁度、人の死を見守る仙台の雅亮さんと自分は持ち場が正反対のような気がするのです。

私はここで、これからを生きようとする人、最後までしっかり命をまっとうしようとする人をお手伝いしていく。雅亮さんは、人生を終えた人とそのご遺族を支えてくださっている。やっている事は真逆でも、ほんの少しだけ立ち位置が違うだけなのでしょう。お互いの仕事がリンクすることはないのかもしれませんが、遠くから「みんなの寺」のますますの発展をいつも願っています。

書籍ご紹介「みんなの寺の作り方」

知人の天野さんが本を書きました。
とても面白く、そして感動できる内容になっています。お寺をゼロからつくるって、本当に大変なことですがまっすぐな気持ちがあれば叶うんですね。

是非、手にとって読んでみてください。

きまぐれな空模様

日々、ころころと天気がかわります。自然は本当に気まぐれですが、その時々の表情をしっかり味わっていく心がまえを保ちたいものです。
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ガイガーカウンターを手に入れました

iPhoneに接続して使う小型のものです。半導体センサーを使っています。半完成ですが、誰でも簡単に制作できます(ケースを入手してちょっと加工し、両面テープで固定するだけ)。実用になるガイガーカウンターでもっとも安価(iPhoneを持っていれば)に入手できるものだと思います。

一時高騰していたガイガーカウンターも、最近は少し値下がりしてきたようです。
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嬉しいおたより

昨日、今日とご結婚やご懐妊のご報告があいつぎました。皆さんからのお便りはとても嬉しく、またとても励みになります。いつも楽しみにメールやお手紙を読ませていただいています。

おかげさまで、と言っていただけると素直に応援した甲斐があったと感じます。いつも思うのは、ほんの少し先が見えるだけ、本当に小さなお手伝いのつもりなんです。それでも足元が真っ暗でおぼつかない人にとっては、10cm先の足元が安全であることがわかることは、どんなにか心強いことだろうか。恋愛や結婚については、健康運や家庭運をしっかり保つ工夫であるとか、ご本人の魅力が発揮されるような心がけについてアドバイスしています。また、家族計画においてもお二人それぞれの体調、メンタル面のバランス、仕事の影響などさまざまな観点から分析をして障壁となっている問題をひとつひとつ取り除くようにお手伝いしています。

いずれにしても、DIYつまり自分で取り組んでもらう、ということが大切です。自分で取り組んで乗り越えるからこそ生きていく達成感があるのですからね。

時々思うのは(自分のことでもあるんですが)、今日1日という時間を考えた時に、必要のないことを手がけていないかどうか。もし為すべきことでない事に時間を浪費しているのなら、思い切って剪定して枝を切ってしまう必要もあるかもしれない。二兎を追うものは一兎をも得ず、といいますから。人生って意外と短いと思います。自分は自分なりにしっかりやっている、という方も多いと思います。それなら、もっと効率よく自分らしい充実した生き方を掘り下げてみることもできるかもしれない。どんな段階にあってもなにかしら生きるヒントを求めてみよう、という謙虚さは大切ですね。
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秋晴れの空

サロンの界隈はここ数日、テレビカメラや報道記者が集まっていました。自分も歩いていたら新聞記者にインタビューされましたよ。熊に食われてはいませんのでどうぞご安心ください。

よく円山原生林の中に散歩に行きますが、登山道はきっと熊も横切っていることでしょう。ただ、あちらは夜行性なので行動する時間帯が違いますから、薄暗い時間でなければあまり危険はないと思うのですが。

熊が民家の近くにまで現れるということは、山の幸が少なくて切実なのでしょう。あるいは私たちのゴミ出しのマナーがいけないのか。いろいろと考えさせられる出来事でした。

北海道に住む私たちは開拓時代をふくめ、ヒグマと命がけで戦ってきた記憶を持っているようです。人間のテリトリーに現れたからといって警戒し、みつけたら猟銃で撃ち殺してしまう、という対応は昔からですが、あまり好ましいとも思いません。エゾシカが増えすぎたからオオカミを輸入して放したらどうか、という議論もあります。そのうちヒグマも住める場所が減っていき、生息数が少なくなっていくのではないでしょうか。
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#ちなみに光のサロン周辺は大変、交通量の多い幹線道路沿いですので皆さんがご来訪になられる時間帯に動物が近くに出没する可能性はありません。ご心配なく。