今日の徒然:アクセシビリティ

それが気になるのは、かつての仕事柄という事かもしれない。
一番、検証がうるさかったのは某S社だった。ゲーム機のコントローラーにはいくつもボタンがある。あれは作り手が、どのボタンにどのような機能を割り振ろうとも自由自在のように思われるかもしれないが、実際にはそうではない。メーカー毎に細やかな規定があって、様々な理由で修正を要求される。時にそれが大幅な作業負担になるとしても、指示には従うしかない(そうしないと発売してもらえないから)。ゲームソフトというのは、実に様々な年齢層の人が買い求めるものなので、操作する人に混乱を与えないわかりやすいものづくりは基本中の基本であった。

そんなかつての基準からしても、今の自分のサイトは見やすいとはえいない。改善すべきリストは日々増える一方だが、実際にはなかなか手が回らずご不便をおかけしている次第(鋭意努力はしているのでどうかご容赦を。少しずつ改善します!)。

HPはたしかに見た目も大事だが、もっと大事なのはアクセシビリティだ。アクセシビリティの要素はたくさんがあるが、最重要なのは「サイトが落ちない」ことだろうか。今のところ自分のサイトについてのダウンタイムは月間1時間以内(機械的な測定値なので、実際にはほとんど落ちていないと思っているが)に収まっている。稀に自分のミスで落としてしまうことがあるのだが、本当にそういうことはないほうがよい。次に重要なのは「つながりにくい状況をできるだけなくす」だろうか。アクセスが増えると重くなる。サーバーを増強しないと結果的にはアクセスが減ってしまうかもしれない。増えることを見越してサーバーには常時、余力を持たせなければいけない。

コンテンツの見やすさ、ナビゲーションの大切さなど、そこから先な無限の要素に枝分かれしていく。SEOも大事だし、ソーシャルメディアやスマホ対応もこれからは必須だ。もう数年もたてば全ての事業者は基本的にFacebookとツィッターに情報を発信するだけで事足りるようになる(発信源として本家サイトはあくまで必須)。ユーザーはほとんどスマホからアクセスするようになる。ノートパソコンを持ち歩く人は激減し、パソコンが必須の状況は最小限になっていく。今となってはネット上に存在しないものはこの世に存在しないといえるようになったが。やがてはスマホからFacebookとツィッター経由で見つけられないものはこの世に存在しないと言われる時代になるかもしれない(いや、なるだろう。それも驚くほど早いうちに)。Webで情報を発信する側の人は、今からその流れを見据えて対応していくことが生死の分かれ目になる。なんにせよ早めに手を打つべしである。一番、時間がかかるのは実はコンテンツの見直しだから(その部分は他者に委ねることはできないのです)。