今日の徒然:回復九分目

今日は症状もほとんど緩和しつつあり、雑用に取り掛かっています。意外と雑多なことが溜まっていてそれなりに忙しいです。いっきにアクセル全開などといわず、ゆっくり調整しながら再スタートします。今日は一日かけて、体をチェックしています。まず消化器系にちょっと負荷をかけて、ゆっくり様子をみています。腎臓は相当、疲労しているはずなので水分摂取もいっきにではなく、ちびりちびりという感じ。もう少し汗もだしたほうがよさそうです。

今回、自分が服用したイナビルはじめ、インフルエンザの薬はセロトニン類似構造を持っていて、同様の化学物質であるLSDなどに似た幻覚をもたらす可能性が指摘されています。以前から一般情報として子供が幻覚を見るようだということはきいていました。自分にもおそらくイナビルの作用と思われる症状が起きました。
・幻聴
・リアルな悪夢
どちらも自分にとっては珍しいものではないのですが(普段から薬でハイになっているわけではありません!)。その感覚が実にクリアでした。ただ、幸か不幸かその幻覚にとらわれはじめると同時に頭痛がするんです。それで幻覚が打ち消されて現実に引き戻される…これの繰り返しでした。2日目には幻聴はなくなりましたが現実感が薄いのが気になりました(夢と現実の境目が曖昧に感じる)。これは今まであまり体験したことのない感覚でした。聴覚がとても鋭くなっている感じもしましたが、幸い、冬場は周囲の音が聴こえない環境でひたすら寝ていた為、あまり気になりませんでした。

薬を飲んで3日目、外の景色をみた時にびっくりしたのは、とても色彩がきれいに思えたこと。視神経がオーバーホールされたのかしら?と思うほど。iPhone4から5に変えた時も画面が綺麗になって感動しましたが、それに匹敵する(いや、それ以上かも)ほどの驚きがありました。それはまだ続いています。

イナビルは作用が何日間も継続するのが特徴らしく、薬が身体からすっかり抜けるまでは12日もかかるそうです。すると、まだ一週間はこのマジックマッシュルーム効果が続くのかもしれません。インフルの症状はもうほとんど緩和しているのに、ときどき現実に引き戻すかのように、嫌な頭痛が瞬間、走るんです。

自分にとって幻聴なんて日常当たり前のことでしたし、今更どんなにリアルにそれが聴こえようとなんの驚きもありません。高熱にうなされながら、ちょこざいな幻聴だなぁとしらけ気味でしたが、これはきっと副作用だなぁと考えながら、その幻聴にあえて浸っていました。でも、小さい子どもにとって、突然頭のなかでこんな声がきこえたら、きっと死ぬほど怖いだろうな・・・同時に嘔吐や痛みが襲ってきたらパニックになるだろうことは想像に難くない。

とにかく個人的にはもう少し半減期の早いタイプの薬があったほうが助かるなぁ。

その他の副作用については、2日間飲んだ解熱鎮痛薬と合わせてかもしれませんが、動悸ですね。でも、これは多分、鎮痛剤のほうだと思います。前回、胃痛をおさえる為にブスコバン(鎮痛剤)を飲んだ時もかなり動悸があったので…。

というわけで、しばらく薬が抜けるまでは様子をみながら養生がつづきます。でも、せっかく風景が綺麗に見えるようになったのが、なくなったらちょっと寂しいのですが…そこだけ残しておくなんて、できないもんでしょうかな。

補足:
もうひとつ、気になる症状があった。眠気を感じない。いや、眠くならないということではないのですが。脳が覚醒し続けていて眠ろうとしない状態が続いているように感じるんです。ひょっとしたら眠ると幻聴がきこえたりして疲れるから、本来の理性が、今の状態で眠ることを嫌がっていて、メラトニン(睡眠物質)の分泌を抑えちゃってるんじゃないのか…。
ただ、これはずっと安静にしていたから、眠りすぎて本当に眠たくないだけかもしれませんが。明日からは、少し散歩したりして眠りのリズムを調整してみるとしましょう。

それにしても、インフルエンザにかかると本当に大変なんだなということを実感。ただ、たしかに薬は使うんだけれど。結局、戦っているのは身体なんですよね。最終的にはしっかり勝ってくれるわけだし、回復も順調。身体ってすごいよね。よくできてる。ウィルスがものすごい悪者扱いされているようなんだけれど、身体に備わっている治癒能力の素晴らしさを褒め称える気持ちをもっと持ちたいものです。身体ってすごい! ここ数日でシンプルに感動しました。