つくる、という選択

なにかが必要になった時に、ネットで検索すればなんでも入手できる。とても便利な時代になった。
だが、安易になんでも手に入ることは、果たしてメリットばかりだろうか。
人間、ないものは自分で作る工夫もしたほうがいいこともあるだろう。

作ることによって脳は活性化するし、アイデアをにつめて形にしていく工程でインスピレーションが高まって思いもよらぬ好結果が出ることもある。その楽しさを知ると、創造する喜びにあふれる人生を引き寄せられるようになると思う。

ピアノに限らず電子楽器は全般的に興味の対象なので、いつも新しい電子楽器はチェックしている。楽器がそろえば録音したりCDを制作したりしたくなるもの。録音機材もピンキリなので、身の丈にあったものを見つけるのは大変だが、楽しい作業。しかし、本当に音質のよいものはプロ用機材に限られ、どうしても高価。使用頻度も少ないので投資効果が小さいから悩みどころ。それなら・・・と作ってしまうだけの時間はないが、よくしたもので趣味のかたわらプロクオリティの機材を自作する人がいる。メーカー製より高品質のものをひょいと作れる人がいるのは不思議でもあるが、必要な場面、用途を想定して作るから、最小限の機能、部材で済む。結局ローコストということだ。

家も建売りを買うより、オーダーメイドで設計したほうが安くあがることもあるという。同じことなのだろう。

自分でつくれないなら、手先の器用な人に作ってもらう、という選択でもいい。時には既製品に手を出す前に、ハンドメイドの良さも見なおそうよ。そのほうが長く使えると思うし、作った人の心を感じられて、きっと人生が豊かになっていくだろう。

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