七転び八起き

同じ場所で同じタイミングで7回も転んだら、さすがに次は十分に気をつけるので転ばなくなる。ものすごく用心深い、疑い深い、神経質、という性質の背後には過去に体験した痛い思いが隠れていることが多い。過去に失敗した局面に遭遇すると、ふと「転んでいる自分の姿が脳裏によぎる」もの。いわゆる悪い予感というやつ。この予感は本人だけのものなので、周囲に同意を求めてはいけない。周囲がいい予感を感じていて、自分だけ悪い予感を感じる。団体行動のなかでは、わがままを出しにくい。だが、できるだけ悪い予感は信じたほうがいいと思う。大きなトラブルの兆しなのかもしれない。8回目は転びたくない、という魂の警告なのかもしれないから。
※過去の体験=前世の記憶