父性的じゃない企業って。

過去の成果、特に対外的に得た評価について、いつまでもひきずらない企業。去年は、あるいは以前はこれが受けた、これが認められた、と過去の栄光にしがみついていくことをしない。これが大事。今を見ている企業ということだ。今の人達はなにを求めているのか。今、顧客になってくれている人は「本当に満足しているのかどうか」を見つめることが重要だ。企業も、顧客も、目くらましをくらっていることがある。企業側は「満足してもらえるはずだ」という意識。顧客側は「きっといい商品(サービス)に違いない」という意識。これはどちらも父性的だ。そうではなくこれからは、企業側は常に「今度の新商品は受け入れてもらえるだろうか?」と、顧客の反応を冷静にリアルタイムで感じ取って分析していこうとすべき。顧客側は「前回はどうであれば、次回はどうだろうか。」と毎回、改めて評価に取り組むべきだろう。どんなに実績や信頼を得てきた企業であっても、その信頼が一夜にして失墜することもある。これからは信頼回復は容易ではない。企業は一度、見放されるとその顧客はアンケート調査にも答えないので、なぜ顧客離れが進んだのかを企業は理解できず分析もできない。有能なコンサル会社も理由を説明できない。

こういった事は家庭にいえる。友人づきあいにもいえる。男と女の間にもいえる。

企業の経営分析は難しいジャンルにみえるかもしれないが、家族の絆を分析する手法で可能だ。社長は家長と同じ。一族をひいきるボスだ。その社長の意思がどのように社内に反映するかどうか。これまでは片腕である妻や長男にあたる、役員の働きが重要だった。だが、父性的なピラミッド構造の組織はこれからは機能しなくなる。経営者のトップは、顧客の意思からかなり距離があり、感覚的につながっていない。経営者は独断的になりやすく、マーケティングに失敗するともう居場所はない。これからは社長も現場にでるようでなければ企業は生き残れなくなる。経営戦略など不要。すべてが現場主義。頭はいらない。心ひとつで経営をしていく時代。学歴も関係なくなり、IQも関係ない。必要なのは人を思いやる心、ただひとつだ。そうすれば頭脳明晰、類まれな能力を持つ人材が次々に集まり、企業はかってに発展する。

人が人をよぶ。核になる人は、人をおもう心ひとつあればよい。これからの社長は母性的でなければいけない。

#これからは国、政府のアンケート調査はますますアテにならなくなりそうです。まともな人こそ回答しなくなっていく。回答しない層の人達はこれからの未来の日本をになっていく核になる人達だ。その人達はもうすでに日本という国家を見きっているようにすら思えて仕方ない。

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