48時間の体内時計

先月、インフルでドクターストップとなり、合計5日間養生しました。もうすっかり薬も抜け、本来の身体感覚に戻りました。でもイナビルの作用はややしばらく体に影響を与え続けました。90%以上抜けるまでに12日かかる、というデータがありますが、神経の感覚が完全にニュートラルに戻るまで、感覚的には10日以上かかったなと思います。自主的に5日間、他人に接触しないようにして、使う薬は鎮痛剤程度にして自宅養生したほうが結果的に回復は早いんじゃないかな。ただ、今の社会的な環境のなかでインフルを他人にうつさないようにすることは必須でもあるので、よほどの田舎暮らしでもしていないと自分で思う通りの養生を選択するのは難しい面もあります。

医療のことについては思うこと、感じることはたくさんありますが、そればかり考えているわけにもいかないので、どうしても広く浅くという関わり方になってしまいます…。

さて、今回もやはりなぁと感じることがありました。少し前に急性胃腸炎になってやはり3日ほど寝込んだわけですが、さほど間をあけず今回も寝込んでいる間に体感した感覚がありました。

旅にいくと、この身体感覚がよくわかるのですが、ある場所に2日間(48時間)滞在すると、体のエネルギーバランスが変化するんです。24時間では十分ではなくて、やはり48時間は必要な感じがします。そうすると、体がその土地としっかり共鳴するようになり、様々な変化がおきやすくなるようなんです。これだけの時間があればしっかり充電できた、しっかり休息がとれた、という感覚を得られやすいようです。

だから医学的には「寝だめ」はできないのでしょうけれど。感覚的には「寝だめ」は可能。しかも、どうせ寝だめするなら48時間ぐらい必要(笑)。若い頃は週休2日ではなかったので、GWとかお盆休みぐらいしか2日間ぐらい寝て過ごす、ということができなかった。それに、2日間も寝るなんて、なんとなく罪悪感があってそんなだらけた生活はさすがにできず、2日目には強引に出かけたりしていました。今思えば、もっとしっかりだらけておくんだったなぁ。

体調がよくない時は、その時の自分の体に必要なエネルギーを補充できる土地にいって、そこで48時間過ごす。できればその土地でお湯につかったり、なるべく自然にふれたり、土地ならではの食べ物をいただいたりする。そうすると、更にしっかり共鳴するでしょう。東西南北、どの方角がいいのか、山か、海か、にぎやかな土地か、静かな土地か、その時々で、体質で、相性もあると思うけれど。基本的にはゆっくり過ごせる場所であれば養生にはなる。

旧正月、ゆっくりのんびりすごす習慣がある国の人は、きっと元気はなず。日本人がいまひとつ元気が足りない感じなのは、月の暦にシンクロして体を休めなくなったからかもしれない。よのなかにもうちょっと「我が社の営業日は旧暦です」という企業があってもいい。そのほうがよほど体はゆっくり休めると思う。

1日、あるいは2日ぐらいゆっくり寝だめしたい、だらだらしたい、でもそんなふしだらな生活はできない、と自分をいましめている人がもしもいたら…どうどうと48時間、寝だめしてください。「あなたの体には絶対にそれが必要なんですから!」
※あ〜、若かりしあの頃の自分に、誰かそう言ってほしかった(笑)

◇人気記事: