男と女のストーリー:タイミングを大事にしてほしい

男性の方は、彼女の気持ちがわからないといいます。女性の方は、彼の気持ちがわからないといいます。お互いがわかりあえないと、苦しい。そんな時は誰かに相談したくなる。話をきいてもらいたくなる。

人は苦しいからこそ、誰かに話をきいてもらいたくなるわけです。いい流れに乗ればいれば相談することもないし、まして愚痴ることもない。関係性がこじれたり、かみあわなくて苦しいから人を頼るんです。

そんな時、ただだまって話を聴いてくれる人を頼るのはいいと思う。けれど、なかには一言、二言、進言したくなるタイプの人がいて、そうすると大抵の場合は「そんなに苦しいなら考えなおせ」「いっそ別れてしまえ」という意見がかえってきます。

苦しんでいる人の話を、延々とだまって受け身で聴き続けられる人はめったにいません。長々と付き合わされることに嫌気がさしてくる、本音のところではもういい加減にしてくれ、と感じるようになる。それが少しずつ態度に出てしまう。人間は機械じゃないから、そういう気持ちになるのは仕方のないことです。相談する相手を間違えると、あきらめなくてもいい恋を、やっぱりダメなのかと考えて余計に苦しくなることもあり得るのです。

男と女の成り行きは一筋縄ではなく、様々な関係性が交錯し、混沌としているのが普通。20代よりは30代、30代よりは40代と、世代が上になればなおさらそれぞれの人生の深みが重なりあいプロでも鑑定は容易ではないのです。まして素人判断を頼っては人生を回り道してしまうリスクが高いでしょう。

女性の方に言っておきたいのは、タイミングを大事にしてほしいということ。女にとっては20代はもちろん、30代は本当に大事。40代にはいっても尚いろいろある。50代にはいってもまだまだいろいろある。幾つになっても男にはわからない女の葛藤がある。たとえ女同士でも他の女性の進むべき道行きはわからないものです。

男の人に言っておきたいのは、女性の人生はとっても難しいものだということ。男が思うほど単純ではない。ないけれど、ここぞという場面でしっかり向き合っていければさほど苦労はしなくて済むこともある。男の計算と、女性の計算はまったく方程式が違う。特に20代から30代は簡単にはかみ合わない。本を読んでもネットで調べてもわかるはずもなく、そんなことをしていて女性の人生の選択に追いつけるはずもない。

どちらにも言っておきたいのは、タイミングを間違えないようにしてほしいこと。今だと思ったなら、その時の命題にしっかり向き合ってほしい。今、多くの人は孤立化の傾向があるから、ただ煮詰まったまま時が流れていってしまいやすい。あとで悔いない為にも、今自分はどういう流れにあるのか、貴重な機会を見失いかけてはいないかどうか、必要であれば冷静で正確な意見を求めてみてほしいのです。

慎重になりすぎないで欲しい。かといって軽率な判断もしないでほしい。よいタイミングで、ほどよく加速したり、立ち止まったり、仕切りなおしたりできるようになって欲しいと願っています。

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