心の問題に対する取り組み

光のサロンでは開設当初より、ヒーリングの指導を行っています。その一環で、とても体調の悪い方、心を病んでいる方にはヒーリングで対応させていただいてきました(サロンのメニューにヒーリングというのはないのですが、ご相談いただいた方から是非というご要望があり、そうするよりないと思われた場合のみの対応です。現在でも、ヒーリングのみのご依頼は受けておりません)。

かなり深刻なうつ病の方にヒーリングを行ったところ、数ヶ月で改善し、ひとまず普通の日常生活に戻ることができた方がいらっしゃいました。この方の場合、ヒーリングを受けていただいた事の他に、病院を変え、薬の処方を変えてもらったことが大きかったように思います。お会いした時は、薬もかなり強いものを服用していて、あきらかにその副作用もあるのではないかと思われる様々な体調不良も訴えていました。こういった場合、ご家族の協力もさることながら的確な処方をしてくれる医療機関に出会えるかどうかが、運命を握っているのかもしれません。

ちなみに、その方が飲んでいた抗うつ剤は、セロトニン・ドーパミン拮抗薬という種類のものです。参考までに、その薬の注意書きには以下のような「副作用」が明記されています(わかりやすい症状だけ抜粋しました)。

食欲不振、高脂血症、食欲亢進、多飲症、食欲 減退、高尿酸血症、水中毒
不眠症、不安、激越、妄想、うつ病、幻覚、抑 うつ症状、躁病、被害妄想、精神症状、睡眠障害、 緊張、自殺企図
ふらつき、 頭痛、めまい、立ちくらみ、注意力 障害
視力低下
耳痛、回転性めまい、耳鳴
起立性低血圧、低血圧、高血圧、末梢冷感、潮 紅、末梢循環不全
鼻閉、呼吸困難、咳嗽、鼻漏、 睡眠時無呼吸症候群、口腔咽頭痛、鼻出血
口内 乾燥、胃不快感、下痢、胃炎、腹部膨満、腹痛、 消化不良
排尿困難、尿閉、頻尿、尿失禁
月経障害、無月経、乳汁漏出症、不規則月経

ご相談者の場合も、これらの副作用の幾つかが同時に起きていて、大変に苦しんでおられました。
薬の副作用は服用を止めてから数ヶ月続くことがあります。ヒーリングを受けていただくことで、薬の影響をすみやかに体から解毒させるお手伝いはできたように思います。もし処方を変えなかったら。ヒーリングを受けていただくこともなかったら。いったいあの方は今頃どうなっていたのだろうかと、想像すると本当に怖くなります。

私が抗精神薬のお世話になっていた時代から数十年経ち、今ではかなり薬の種類も増えました。そして副作用も。

15年ほど前から発売された「SSRI」という種類の有名な抗うつ剤があります。これなどは、その「効能・効果に関連する使用上の注意」の最初のページに、次のように明記されています。

「 抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、 本剤の投与にあたっては、リスクとベネフィットを考慮 すること」

そうすると25歳以上だと、この注意書きに関する説明はされないのでしょうか。ちょっと怖いことです。
また、ここ15年で世界中でうつ病患者が激増している、という統計データがあります。SSRIが発売された時期から、うつ病が世界中で増えているので関連があるという指摘をする人が増えています(そういう指摘をする人達が言いたいのはおそらく、SSRIによってうつ病は治るどころか常用する人が増えているのだ、ということでしょう)。

ご存知のように日本は先進国のなかでも自殺率が高い国です。そしてそこに至る道を行きつ戻りつしている人はその何十倍にもなるでしょう。ふと死んでしまいたいと思うことがある、という人は日本人には本当に多いことでしょう。

生きていることの意義を感じたり、前向きな意欲を高めていけるかどうか、これはとても精神的なことです。精神的な葛藤が多ければ多いほど、神経にストレスが溜まります。神経系のストレスは体にも負担になり様々な症状につながります。日本人は地球上でもっとも精神性が高い民族なので、どうしても「うつ」になりやすい傾向があります。でも、うつ病で苦しむことは人生の目的ではありません。うつ病が苦難だとすれば、それをうまく乗り越えていく、そしてそのずっと先に人生の目標というものがあります。うつ病になって苦しむ、というのはマラソンレースの最中にシューズの靴紐が切れるようなもの。とりあえず紐を結ぶのではなく、自分にあうシューズを選びなおし、新しい紐に変えて、しっかり足元を固めて次のレースに挑むことが大事ではないでしょうか。付け焼き刃な対処ではなく、ストレスに流されない為の方法を見つけていくようにしたいものです。

個人的には、抗精神薬は使わないほうがよいと思っています。若い頃に何年もお世話になりました。副作用もかなり軽い薬しか使っていませんでした。それでも、常習性があり、強く依存していくものです。副作用の苦しさより、離脱する時の不安感のほうがより大きく感じます。一人で薬を止めるのは、とても難しいものがあります。一人で抱え込まないで、しっかり意見をしてくれる人を探しましょう。そして、次のレースまでに心身の状態を整えて、人生を前向きに歩んでいきましょう。

光のサロンでこういった病気で悩んでいる方にお手伝いできる方法は、現在はカウンセリングだけです。ご本人か、ご家族にまずご相談にきていただく形になります。その上で、もしヒーリングでお役にたてそうであれば、数ヶ月間、一緒に取り組んでみます。ただ、医療機関にもしっかり相談をしていただくことが大事です。皆で支えあいながら、共に歩んでいきましょう。

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