如月二十一日の雑記:3月の締め事あれこれと私のカウンセリングについて

3月、16回目の確定申告がおわりました。
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昨年は長らくお世話になった会計事務所さんから離れ、自力で確定申告に取り組みました。新しい会計システムに慣れずほとんど手作業になってしまいました。結局、3月15日の当日ぎりぎりまで作業してなんとかクリア。でもきっと細かい不備があったような気がします。そのせいかもしれませんが税金がだいぶ増えました。

今回はやっとシステムに慣れてなんなく作業は終わり。私の場合は税務署だけでなく、道庁にも提出書類があります。年に一度の道庁に詣でて検印をもらい、確定申告がやっと完了。個人ナンバーの書き込み欄が増えていたり、制度は毎年のように少しずつ変化していく。本当にこれを日本中の人がしっかりクリアしているのか?と考えるとコンプレックスに陥りそうになってしまいます。今回はFreeeというクラウド会計システムを使いました。口座やカードの明細を自動取得してくれるので、一度設定しておくといつのまにか明細が取り込まれていて、かなり作業が軽減できます。自営の方にはすごくお勧めです。

そういうしているうちに春分の日、つまりお彼岸の時節。

1年に一度しかない春のお彼岸。これまでの生き方、そしてこれからの生き方を考えるよい節目でもあります。

前回、歯の検診で何箇所かチェックされましてしばらく治療がつづきます。経験的にすごくがんばると歯も悪くなります。歯茎もそうですし、歯そのものも痛みがでたり、欠けたりする。そんなときは生き方をすこし見直してみる必要がありそうです。

がんばらない生き方は難しくありません。
がんばればいいことはあるかもしれません。
でも、がんばらなくても、それなりにいいことはあります。
それに、がんばってうまくいかなかったら、かなり凹みますよね。

あまりがんばらず、それなりにいい結果がでたら、そこからもうちょっと自然体で気負わずにうちこめたり、集中できたりするのでおのずと結果がついてきます。

ある程度、努力して積み重ねたものがあるなら、少し力を抜いてみることもひとつの学びです。
力の抜きどころ、自分ではわからないものです。そんな時は信頼できる人にコンサルティングをしてもらうといいでしょう。

この1年いろいろな方(あちらの世界の存在も含め)からたくさんの応援をいただきました。おかげでたくさん方向修正もできましたし、力のいれどころ、抜きどころに関して気づきをもらいました。

若い頃は親身な意見をもらってもしっかり受け取りきれなかったことが多かったように思います。気をつけてと言われれば、わかってるよ!と強がる、そんな感じでした。
今は気をつけて、といわれれば身に覚えがあれば本当にありがたく感謝をもって忠告を受け入れるようになりました。

歳を重ねたということもあるのだと思います。自分の人生、自分の力だけでここまでこれたのではないということが、今では本当に身にしみて理解できます。若い頃は受け入れることができなかったことも、今ならしっかり腑に落とせる。歳を重ねること、経験を重ねることってこんなに大きな意識の変化をもたらすんだ、そのことは若い頃には想像すらできなかった。でも、せっかくここにきて、こんなふうに思えるのだから、この見識を人の役に立てられることに使っていきたいんですね。

私のカウセリングってそんなに気軽に受けられないものなのかもしれません。金銭的に難しい方もたくさんいらっしゃると思います。そこはよくわかっているのですけれど、今はこの料金設定をせざるを得ないのです。経済的に苦しい方にも平等に機会があればいい。その方法、手段が少し見えてきた気がするのですけれど、実現までにはもう少し時間がかかりそうです。

またカウンセリングを受けるタイミングをはかりかねている方もたくさんいるような気がします。何年もHPを見ていました、という方が結構いらっしゃるので。実際、このタイミングで最善でしたね、ということもあります。でも早いほうがよい場合もたくさんあるんです。

誰かが背中をおしてくれる、なんとなくそのタイミングがくることもあるけれど、そうではない場合もあります。あなたの人生のステップアップのタイミングは自分が「本日にてこれまでの学びを卒業して次のステップに入学をする!」と意識をもてばおのずとあらたな人生の学校は門戸がひらかれます。

私はこの十数年、自分は「力が足りない、資質も足りない」と思っていました。コンプレックスの固まりような人間でした。今でもたくさん足りないものがあると自覚しています。でも、ないものはないので仕方がない。そうではなく、今の自分が力をつける為によりよい結果を後に出せるようにすべきことがなんなのか見失わないよう、導きを毎日神様に願っています。
時に自分の経験、能力では向き合えい課題もたくさんいただきます。そんな時は無力感におそわれます。だからといってなにもしないのではなく、たとえ今はゼロの自分であってもできるだけはやくプラスに転じる為の導きを願います。そうすると学びが気づきのチャンスが自然にやってくる。そうやって私は自分の足りない資質を磨き、不足している経験をブラッシュアップしながら歩んできました。いつも自分を磨いているのはコンプレックスが強いからでもありますが、皆さんの人生がよりよきものであるよう皆さんが結果を実感していただけるよう、力になりたいから、よいお手伝いがしたいからです。

人生は一度きりではない。ないけれど、この時代いま置かれている絆は最初で最後なんです。今生での家族、友だち、仕事仲間、信頼できる恩師、それらすべてのご縁は永遠に二度とやってこない「最初で最後のご縁であり機会」なんです。私達はみな永遠の存在だけれど、ご縁は一度きりです。一度きりの素晴らしいご縁が私達の周りにあふれている。その尊さを大切にしてください。

すべて最初で最後の一度きりのご縁なのです。

手のひらにふわりと落ちた雪の結晶を虫メガネで観察したことがあります。どれも美しい六芒星の形をしています。不思議なことに皆すこしずつ違うのです。でもみな六芒星なんです。みな同じ種なのにひとつひとつ違う。私達の魂もみな六芒星の同種だとすれば、ひとつひとつ違うのもまた摂理。みな違う存在が未来永劫、二度とないご縁でむすばれている。なんて尊く、素晴らしいことなのでしょう。

ありがたい、とよくいいますが「有り難い」とはけしてふたつ同じものはない唯一の尊さを現しています。ありがたいご縁に囲まれている私達の人生、なんとありがたいことでしょう。

さあせっかくのありがたい尊い人生を私達は授かっているのですから。悔いのないように日々を歩んでまいりましょう。

私のもてる知恵と経験と能力のすべてを、ご縁のあった皆さんの為にこれからもご提供してまいります。皆さんにとってよき魂のガイドとなれるよう、これからも日々精進していきます。

私の能力は皆さんに役立てていただきたいから磨いてきたのです。ご活用くださいね。

皆さんの不完全さは、私にとっては宝のように愛しい未来の希望の土壌です。私もとても不完全な人間ですが神様にいつもお願いをしてたくさんの種をまいていただきました。おかげでいろいろなことがわかるようになったのです。この力、皆さんの未知の土壌に希望の種をまく為に、きっとお役にたつと思います。私達は不完全である為に生まれてきて、それぞれの自由な人生をデザインしながら来世へと歩んでいきます。完璧である必要などないのです。

ご精読ありがとうございました。