葉月二十四日:執着のメリット

執着のお話です。

執着することの是非を最近、お話することがあったので、今日はそのメリットについて。

執着は本能的なものなので、基本的にそれがない人はいません。自然の摂理なわけだから、あって当たり前。生きてる証拠。

たとえば縄張り意識。これも執着です。みえないバリアをはる。これも自分の安心空間への執着。そうやってお互いの距離をはかる。自分が主張する、相手が受け入れる。この関係が安定すれば平和ですね。

逆に執着がなければ・・・いや、まったく無い、ということはありませんから。もし執着を無理して我慢したらどうなるか。ストレスになるのは明らかなんです。

主張しすぎもよくないかもしれないけれど。ほどほどの執着は、平和の為には必要なんです。

ペットを飼ってると、よく理解できるようになると思います。

自然の生き物のテリトリーを人間はかなり侵略して土地開発をしてきましたから。けして平和的な関係性ではないように感じます。神様を怒らせるとこわいので。もっと自然に優しい生活を営めるように心がけたいものです。
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