あるがままに伝える

気付いてみると、ずいぶんたくさんの人にさまざまな技法を教えたり、知恵をひもといてさしあげたりしています。自分が人の上にたって導いたり、応援したり、ということは思ってもみない事でしたが心の底では願っていたことだったのです。でも、ここに至るまでの人生の過程ではいろいろなことがありました。結果的にはとても遅咲きだったといえるかもしれませんが、やはり教師という立場になったということです。「やはり」というのは父が教員だったからです。生涯を現場に生きた人で、教頭や校長になることはみじんも頭になかったようにみえます。というより、その道は大卒ではなかったが故にひらかれていなかったのかもしれませんが…。いずれにしても引退した今となっては、そういう人生こそ父が望み、選んだものだったろう。そして、その道は今、私にとってはとてもしっかりした道しるべになっています。長い年月、教壇に立ちつづけた人生の大先輩を父親に持てたことはなによりの誇りとなりました。

ここにきて、やっと追いついたのかもしれない、けれど父が生涯現役だった年月、教師という立場を貫こうとするなら、私の場合は始めるのが遅かったですから。80歳まで長生きして現役を貫かなければならない計算です。そこまでがんばれるものなら、がんばってみようと思うのです。ただ、課題はとにかく身体を大切にする、ということです。もう無理はできませんから、体調と相談しながら自分のペースを守っていくこと。そのことを日々、自分に戒めるようにしています。

こんなに忙しそうにしていると、よく体調のことを心配されます。忙しそうにみえるかもしれませんが、休息はしっかりとっています。その上、体調を保つ工夫を自らが実践することをそのまま皆さんにお伝えしています。この頃は、例えばレイキにしても、自分が日々実践している方法を、そのまんまセミナーで公開しているのですが、自分がやってみて効いているのですから、効かないはずがない。すごく効果があったと喜んでいただけます。

自分が楽になれる、疲れがとれる方法を自分の為に実践するようになったら、そのことで人に喜んでもらえるのです。こんなに素晴らしいことはありません。これまでは若かったせいでしょう、人に教えるということを気負いすぎ、がんばりすぎてきたようです。気負いが生徒さんにはプレッシャーになったり、こちらの言葉が強すぎたり、とげがあったり。それでは長続きもしないし、学ぶほうも大変だったのではないかと思います。人間、年をとるとやはり丸くなるものですね。サロンをひらいてまだまだ年月は浅いのですが。人生はとっくに折り返しを過ぎましたので人間はどんどんこなれてきたかもしれません。

これからはより、自分らしくあるがままに、いろいろな勉強を皆さんと一緒に続けていき、効果を共感しあっていきたいと願っているのです。

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