ちいさいおかあさん

by hikarinosalon ‾ 1月 29th, 2012. Filed under: 子育て.

お母さん達から小さなお子さんの子育てに関する悩みを伺っていると、みなさん「おおきなお母さん」になりすぎているのではないかなぁと感じることがあります。

小さい子供はおかあさんの「やさしさ」で育つのです。どんなに不器用なおかあさんでも、料理が下手なおかあさんでもかまわない。とにかく、いつも、毎日、なんでもしてくれるおかあさんが必要なのです。ここが大切なところです。子供は「優しいお母さんが大好き」なのではなく、「おかあさんのやさしさが必要」なのです。

でも、おおきなお母さんは、立派で素敵でとても優しくて「子供に好かれるお母さん」を目指しています。そんなお母さんは講演台に立ったり人に教えたりすることが合っています。それは、子供が必要としているおかさんとは、ちょっと違います。

おかあさんは、ちいさくて構いません。逆に、ちいさいほうがいいと思います。ちいさいおかあさん、こまめになんでも世話してくれるおかあさんの、いつもいつもそこにある「やさしさ」で子供は育つのです。

尚、子供が「大好き」と表現をすることは、ちょっと違和感があります。小さな子供にとって「言葉」がもつ本当の意味はあまり理解できているはずがなく、それを上手につかいこなせるはずがありません。それを真に受けてしまうのは、注意が必要です。ひょっとすると、「だいすき」といえば「必要なやさしさを与えてくれる」と学習してしまった結果かもしれないからです。ひょっとするとお母さん自身が無意識に子供に「だいすき」と言わせたいと思っていたのかもしれません。だいすきと言われたら嬉しいのはきっと本当でしょう。でも、いつも元気いっぱい、たべてあそんで、すやすや眠っている子供の寝顔以上に、嬉しいものはないのではありませんか。

子供の心にふれていると、ほんとうに「ちいさいおかあさん」がいつでも必要なんだろうなと感じます。

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