隠された性別

私達の肉体は染色体によって基本的に2つの性に別れています。また、心や潜在意識にも隠された性別があります。よく、男性性、女性性と表現される意識です。心、そして潜在意識は幾重にも重なってさまざまな領域があるので、そのすべてに違う性別がある場合もあれば、全体としてどちらかに傾倒している場合など個々に違います。

例えば、ものごとの見方、考え方、価値基準において男性性の意識が強い方は、わりと正義を重んじる傾向があります。仕事としては公務員や教育者、司法関係が向いています。仕事にはっきりあらわれず、潜在的にこういう意識が隠されている女性は、恋愛運に影響が出やすいです。表面的には弱い女性を演じていても、心の奥底で男性の行動を逐一観察しています。そして倫理的に間違っていると強い嫌悪感を持つことが多いです。極端な例でいえば、恋人同士だった時代はとてもうまくいっても、一緒に暮らし始めて男性に借金があることが露見したとします。借金をすることではなく、借金を隠すという行為を許容できず、怒りが爆発して関係が壊れるということがあります。こういったケースは女性のなかに潜んでいた、男性性が相手の借金を隠すという「不正」によって表面化したのです。

こういう傾向をどうすればよいか、という一律の答えはありません。ただ人間は失敗を通して自然に気づき、学び、方向修正ができるのです。いずれにしても、強い男性性の傾向を持つ人は、なにかしら人と対立をしやすく、それによってお互いに傷つくこともあるので注意が必要です。