自分がない

by hikarinosalon ‾ 6月 15th, 2011. Filed under: 人生.

『自分のなかに「なにかをしたい」という意識がなかなか見いだせず、なんとなく流されるがままに生きてきてしまった。自分には自分の明るい未来を思い描く力がない。このまま人生が終わってしまうのではないか。』

そんなご相談の命題をいただくことがあります。

ご本人は自分の存在をとても小さく感じたり、社会のなかであまり必要とされていないだろうと判断していることもあります。人並みに自分を強く主張して、しっかりと地に足ついた生き方ができないことに悲観的になり、そういう自分に欠陥があると断じてしまうことも少なくありません。

『今の自分が満たされた生き方ができないのは、自分に原因があるのだろう。努力して解決できるならがんばれるかもしれない。が、やるだけのことはやったにもかかわらず、やはり結果がでない。だとすれば、自分の魂はものすごく重い業を背負っているのかもしれない…』

そんなふうに考えてしまう方もいます。

しかし、多くの場合、自分という魂が今生で生まれる以前に、どんな業を背負ってきたのか、その本当の意味や重さを客観的に感じることはほとんど不可能のようです。覚えていないからこそ、全力を発揮して、一度きりの人生(今生は一度きり)を十分に生きられるのですから。なんとなくそんな気がする、という程度の思い込みはまず前世の業からくるものではありません。

私たちはもっともっと、自分の心に素直に生きなければなりません。あまり魂の世界の問題を持ち込んでも解決はしません。人生は誰にとっても、とても大切な一度きりのチャンスなのです。それをどこまで充実させられるか、それぞれの生き方にかかっています。どんな立場、どんな境遇の人にも、きっとなにか工夫の余地がある。そうすれば心が楽になって、前向きに生きるヒントが得られるようになる。すると、自然に「魂の願った生き方」に沿っていくことになります。希望さえあれば人は自然に自らの本質が願う方向を見出し、光に向かって発展成長を遂げていくもの。そういう本能的なセンサーを持っています。

大切なことは、もし心が疲れているならしっかり休ませてあげることです。気分転換をしてリフレッシュしましょう。身体が疲れているなら、思い切って休息をとりましょう。なかなか休めないのなら、せめて新鮮な空気や水を求めてみましょう。そして、旬の野菜をしっかりとりましょう。野菜をたくさんとれば、心はとても穏やかになるものです。少しの間でもいいので、動物性の脂肪とたんぱく質を避けてみてください。そして新鮮できれいな水をたくさん、旬の土地の野菜をできるだけたくさん摂ってみてください。海藻類も非常によく、根菜類もよいです(とくに長芋、レンコンなど)。

自分がない、という虚無感が生まれてきやすい。そういう宿命のもとに生まれてくる魂もたしかにあります。少なくはないと思います。だからといってスピリチュアルな解読が即、奏功する可能性は低いです。謎解きは元気になってからでも十分可能です。まずは気持ちにゆとりを持つこと。そうすれば、自らの本質に秘められたアンテナが開き、希望の匂いをきっとかぎつけられるでしょう。

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