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心が喜ぶ音を探そう

金曜日, 6月 10th, 2011

すっかり「目にみえない世界」で仕事をし、日々を生きる人生になりましたが、以前の仕事をふりかえってみますと音楽をつくることも大事な領域でした。音楽もやはり目にみえない世界である点では共通しているかもしれません。

音楽には「音階」というものがあります。1オクターブに12の音がある。ピアノでいえばこれが88個並んでいます。なかにはこの全ての音程を聴くだけで言い当ててしまう(いわゆる絶対音感)人がいます。自分にはそんな超能力のような感覚はありません。楽器は小さい頃に少しだけ習ったりしましたが、ピアノはちゃんとレッスンを受けなかった。習い事は嫌いでしたからね…。それに、1オクターブに音が12種類しかないのは、実はちょっと違和感がありました。簡単にいうと気持ちよくない。何故なのかはよくわかりません。でも、なんとなく変だな、という感覚はずっと昔からありました。

それじゃぁ気持ちよい音ってなんだろう、と考えてみるのですがどうも方程式がみつからない。きっちりオクターブ12音階で作られた音楽だって気持ちよい事もあります。かといって音階のあってないような民謡のような、民族音楽のようなものがすべて心地良いわけではない。

いったいぜんたい「自分の脳内回路」は、なにを基準にして心地良いとか、そうじゃないということを感じるのだろう。音という空気振動を通して聴覚神経が感じ取るバイブレーションから、いったいなにが伝わってきているのだろう…。

私は音楽は「記憶」だと思っているのです。記憶…。それも「魂の記憶」です。ですから「魂が覚えているなにか」を引き出す合言葉のようなもの。それが心地良い音楽のひとつのモノサシになっているのではないか。いいかえれば魂にとっての子守唄ですね。それは時にリズムだったりハーモニーだったり、あるいはシンフォニーのような、合唱曲のような、様々な種類のリズムと響きと立体的な構造をもった「アート」として、私たちの魂は記憶しているようなのです。

ある音楽家の前世を霊視した時に、その人は過去においても「音楽家」だったのですが、本当に様々な土地に出向き、たくさんの人に出会い、たくさんの体験をしている人だったんですね。その都度、喜びや悲しみを音楽に表して多くの人を癒し、頼ませ、励ました。そんな人生を過去に幾度となくおくった人でした。その方はいまでもたくさんの名曲を生み出し、演奏活動をし、日々ファンの人達を楽しませています。その人の音楽を聴くと、なぜか「懐かしい」という感覚がよぎります。多くのファンの人達も、なぜかうっとりと心ひかれ、陶酔してしまうようです。

音楽もまた、みえない波長の世界ではひとつの大切な言語となり得るのではないでしょうか。

自分の魂が必要としている音を是非みつけましょう。そして是非、大切にしましょう。懐かしい、と感じる音を素直に聴いてみる。心が喜んでいるのを感じられるかもしれませんね。