Archive for the '子育て' Category

おわらない子育て

月曜日, 9月 10th, 2012

成人したお子さんをもつお母さんのセッションにて

お子さんとのほんの些細な会話のやりとりに隠された意味をひもときました。

いつものように繰り返されていた、親子のなにげない会話。
でも、その態度や言葉の奥に隠された、お子さんの強い思いがあったので、それがどんなものなのかをお伝えしました。そして、子育てはずっとずっと続くということもお話させていただきました。

もうカウンセリング業も12年目で、自分も人生後半にさしかかりました。同世代の方のご相談を受けするということは、もうその人達のお子さんは成人しているのですね。親子二世代でご縁をいただくこともだんだん増えてきました。

同世代の方には、できるだけ十年、二十年先の流れもお伝えするようにしています。皆さんが健康で長生きできるように、といつも祈っています。そうすると、なにが健康と長生きの秘訣なのかが自然にみえてくるのです。その時にいつも浮上するのが、親子の絆です。どんな態度をとればいいのか。何十年も親子をやっていても尚、まだ気づきはあります。まだ学びはあります。そして、もっと健康になれる余地もあります。もっと楽に暮らせるようになる余地があるのです。そんな余地がある限り、お話させていただきたい。お子さんの心のなかにある、親御さんへの素直な思いがなんであるか…。

お母さんが子供にダメだしをされたら

金曜日, 9月 7th, 2012

子供がませてくると、母親にいろいろと意見をするようになります。おかずの味付けがダメ、ハンカチのアイロンがけがダメ、ゴミが落ちてる、おちゃわんの汚れがとれてない、等など…。忙しいお母さんも痛い指摘をされると、カリカリしてしまいがち。子供はなぜ、おませさんになると母親にダメだしをするようになるんでしょうか。

これは、子供が順調に成長しているというひとつのサイン。とても良い傾向です。自分の好き、嫌いや、ものごとが良い、悪いという意見を表現する練習が始まったのです。この時期に、子供にあらわれてきたダメだしをする表現を、できるだけもっと伸ばすようにしてあげて欲しいところです。その為にも、お母さんはもっと自信をもってどうどうとしていて欲しいんです。子供はお母さんの手作り料理が大好きです。いつも身の回りの世話をしてくれるお母さんも大好きです。ほんとうはちゃんと感謝しているんです。大好きなお母さんに本気でダメをだしたりする子はいません。

でも、疲れていたり、イライラが溜まっているそんな時に、細かいことでダメだしをされると「お母さんはあんたの家政婦じゃな〜い!」と言いたくなってしまいます。でも、これを言うと、子供は萎縮してもう言えなくなっちゃうんです。特に「もうご飯もつくってあげません!」と高圧的なペナルティを課せられると、子供としては辛い。お腹がすくのは子供は本当に辛いんですね。とても可哀想なので、どうか注意してほしいところです。

できればそんな時は、逆にほめてあげてほしいのです。「なんでもはっきり言えるね、◯◯君(ちゃん)は、はっきりさんになってきたね!」と喜んであげてほしいぐらいです。
例えば、お味噌汁のことでなにか言われたとします。
子供「今日のおみそしる、おいしくない!」
母親「はい、はっきり◯◯君(ちゃん)、わかりましたよ〜。どこがおいしくないですか〜?」
子供「え〜っとね、うんとね・・・ちょっとね、しょっぱい!」
母親「は〜い、ちょっとしょっぱかったね〜、他にはどこがダメでしたか〜?」
子供「あとはね、おわんがの場所がちょっとずれてた。」
母親「は〜い、置き方がちょっとダメだったね〜。わかりましたよ〜。」

という具合に・・・。子供の意見がどんどん出てくるのを楽しみに引き出してあげてほしいと思います。子供も自分の意見が受け止めてもらえると、少しお手伝いができた、少しえらくなった気分になって、積極的にお手伝いもしてくれるようになります。「ご飯つくってあげません!」ペナルティはお互いに気持ちが沈みますからできるだけ避けたいところです。もしうっかり高圧的な態度をとってしまったら、お母さんのほうからお子さんに意見を求めたりして、うまくフォローしましょう。

ちいさいおかあさん

日曜日, 1月 29th, 2012

お母さん達から小さなお子さんの子育てに関する悩みを伺っていると、みなさん「おおきなお母さん」になりすぎているのではないかなぁと感じることがあります。

小さい子供はおかあさんの「やさしさ」で育つのです。どんなに不器用なおかあさんでも、料理が下手なおかあさんでもかまわない。とにかく、いつも、毎日、なんでもしてくれるおかあさんが必要なのです。ここが大切なところです。子供は「優しいお母さんが大好き」なのではなく、「おかあさんのやさしさが必要」なのです。

でも、おおきなお母さんは、立派で素敵でとても優しくて「子供に好かれるお母さん」を目指しています。そんなお母さんは講演台に立ったり人に教えたりすることが合っています。それは、子供が必要としているおかさんとは、ちょっと違います。

おかあさんは、ちいさくて構いません。逆に、ちいさいほうがいいと思います。ちいさいおかあさん、こまめになんでも世話してくれるおかあさんの、いつもいつもそこにある「やさしさ」で子供は育つのです。

尚、子供が「大好き」と表現をすることは、ちょっと違和感があります。小さな子供にとって「言葉」がもつ本当の意味はあまり理解できているはずがなく、それを上手につかいこなせるはずがありません。それを真に受けてしまうのは、注意が必要です。ひょっとすると、「だいすき」といえば「必要なやさしさを与えてくれる」と学習してしまった結果かもしれないからです。ひょっとするとお母さん自身が無意識に子供に「だいすき」と言わせたいと思っていたのかもしれません。だいすきと言われたら嬉しいのはきっと本当でしょう。でも、いつも元気いっぱい、たべてあそんで、すやすや眠っている子供の寝顔以上に、嬉しいものはないのではありませんか。

子供の心にふれていると、ほんとうに「ちいさいおかあさん」がいつでも必要なんだろうなと感じます。

子宝

金曜日, 9月 9th, 2011

結婚し、そして子宝を授かることによって人生の意味が大きく深まり、生き方そのものが変わってしまうこともあります。

人はさまざまな過去のいきさつをもった魂が、今回の人生では新しい境遇に生まれ変わってくるのです。いわば「やりなおす」ことが可能になるわけです。その際に、新しい生き方を実現する為に、「子宝」を得ることもあります。これは本当に神様からのご褒美といっていい巡りあわせです。

一方で、子供には子供の人生があるので、いずれは親離れをします。ですから、親御さんは自分の人生の「やりなおし」の為に子宝を授かる場合、多くの場合は子供が小さいうちにしっかり向きあっていく、その過程を通して魂が癒されていく体験をします。子供は成長しきってしまうと自分の世界を創り上げてしまいますから、親子の時間は終わりになります。その間、早ければ十年、あるいは15〜6年続くこともあれば18年ぐらいかかることもあります。いずれにしても、子供が精神的に、社会的に大人になり、自立していく流れで子宝としてのご褒美を受け取れる時間は終わります。でも、その間に、親御さんの魂は十分にやりなおしが終わり、深く癒され、素晴らしい人生の時間を味わうことができます。

親御さんの魂にとって「子育て」が大きな深い意味をもつ場合は、その10年から18年ぐらいの時間を、大切にしっかりと味わっていく必要があります。一方で子供にも個性がありますから、いろいろ心がけて欲しいことがあります。

大切な親子の関係がすでに用意されている場合は、10年から18年の流れがはっきり現れます。幼年期から入学し、思春期を迎え、成人していく過程における心構え、注意すべきことなどをひと通り、お伝えすることもあります。お子さんがまだ乳児でも、幾つになっても、これらの情報をひもとく事が可能です。

もし、お子さんを授かって、そこになにか大きな意味を感じている方は、一度鑑定を受けられると参考になると思います。

子供にあたってしまう時

金曜日, 9月 9th, 2011

小さい子供をもつお母さんから、よくいただくご相談が「いらいらして、子供にあたってしまう」というものです。

それが、単に一時的なものである場合、2つの原因が考えられます。ひとつは親御さんがストレスでまいっている場合です。その場合は子供のことを案じるのではなく、自分のことをまず案じてほしいのです。人の親になると、なかなか自分のことを優先して考えられなくなりますが、あまりにも自分のことが後手になると、心がついてこなくなるんです。ですから、ちょっと気持ちを休めたり、誰かに相談したり、マッサージをしてもらったり、ちょっとした工夫で随分楽になるもの。自分がまず楽にならないと、子供に優しく接することもできなくなってしまいます。

一方で、もうひとつ考えられることは、家庭そのもの、地域全体、お子さんの周辺などでなんらかの変動があった場合です。その場合は一時的なものというよりは、そういう頻度がなんとなく増えてきた、という状況になりやすいのです。外部から家運に悪い影響があって、親子関係が歪んできてしまっていると考えられるのです。親御さんにも、お子さんにも落ち度がなくても、うまくいかなくなることはあり得ます。そういう場合は、最近、生活になにか変化がなかったを考えてみてください。近所での異変なども、心当たりを探してみます。ご実家や、ご親戚、あるいは家人の仕事場での出来事なども確認してみます。事故や災害があった場合なども一応、注意します。冷静に状況を見つめて、心構えをしっかり保って日々をやり過ごしていると自然に通り過ぎていくことも多いものです。

原因がいずれにせよ親御さんが一番、心配なさるのは子供の心に負担にならなかったか、大人になって心のキズになって残りはしないか、といったことです。ちょっとした感情の噴出は人間なら誰にでもあるもの。子供の心はとても柔軟で、嫌なことはすぐ忘れてくれます。うっかり、あたってしまったとしても、ちゃんとフォローができていればまず大丈夫です。ただ、それが慢性化してしまったり、フォローすることも難しい状況になってしまうと少し心配です。そうなる前に、誰かの力を借りられるなら、相談してみるのもいいでしょう。

子育てをする親御さんも人の子ですから、完全な人はいません。不完全だからこそ、生きる意味があります。不完全な人間が不完全な子供を育てるのですから、子育てはすべからく不完全なものにしかなりません。大切なことは、親も子も、それぞれが「家庭」の枠のなかで、自分を磨く為に親子の関係性と向き合って成長します。お互いに魂は対等なのですから、支えあったり、対立したり、時に傷つけあったりしても尚、「魂が磨かれていく発展や向上」があれば、どんな家族の形でも素晴らしい生き方なのです。

子育てのこと。

水曜日, 7月 13th, 2011

子育てについてのご相談もすごく多いです。このテーマも少しずつコラムに書いていこうと思います。

私も人の親ですので、普通に子育てについて考えさせられてきました。時に深く悩み、葛藤しました。でも、自分の経験というのはすごく狭いのでそれだけでは他人様の子育てについて、お手伝いをすることはできなかったでしょう。

スピリチュアルカウンセリングでは、お子さんの魂の由来を前提に鑑定をします。ですので、根本的なところのご両親との関係、兄弟間の関係について傾向がわかります。また、お子さん自身の持ってうまれた性質がわかるので、そこからくる注意事項もわかります。

そして、これが一番お役に立てている部分だと思うのですが。お子さんが持ってうまれた傾向がわかるということは、親御さんとして「関わっていくべき部分」と、「どう関わっても根本的には変えられない部分」がはっきり浮上するということなんです。この事がなぜお役に立てるのかというと…。

例えば、ものすごく頑固で反骨心が強い子がいます。そういう子は前世で軍人であったり、ひとつの分野で名声を確立したり。とにかく正義感やプライドがものすごく高い場合は、時に非常に頑固な性質を示すのです。だいたい4〜5歳ぐらいになると魂が持っている性癖というのは、態度や言動にはっきり現れる始めるのですが、その時期になるとほとんど幼稚園に通っています。そして親御さんも仕事で多忙で預ける時間が長くなったり、難しい環境で子育てをしているとします。そうなると、子供が妙に頑固な性格になったのは、家庭や幼稚園などの環境であったり、親の態度などが影響したのではないか。場合によってはご両親が自分のしつけや教育を誤ったのではないか、と自信を失ってしまう場合もあります。

それから、例えばこういうことも実際に頻繁にあるのですが。お子さんのほうが魂のランクが高い、というケースです。魂のランクなどという言葉はあまり使いたくないのですが、説明する為にやむを得ず使っています。魂はそれぞれ経験値が違います。ですから、より聡明であるとか、より受容力があるとか、一人ひとりまったく違う性質を持っているのです。ある分野では、親よりも子のほうが魂の資質が上位にある、ということは本当に頻繁にあり得ることです。それが芸術的なことであったり、学問的なことであれば問題は少ないのですが。もしも感受性の部分であると、なかなか難しいことになります。4〜5歳ぐらいになり、子供の感受性が親のそれよりも優っていると、親を苦しめているのは自分なのだと感じてしまう子供がいます。魂がより繊細で優しい意識を持っていると、家族の苦しみや葛藤に同情してしまう。けれど支えられないことで無力感を覚えたり最悪の場合は罪悪感を持ってしまうのです。当然そんな子は内にこもるようになり、笑顔が減ります。心配しても理由が見つからないので親は親で自分を責めてしまう。そんなふうにお互いに自分が悪い、と勘違いをしてしまう事例も本当に多いのです。

魂の由来から関係性を紐解いて、起きやすい状況に対しての心構えを持っていただくと、余計なことにとらわれずに済むようになります。本来は誰も悪くない、悩んでも仕方のない事態になってもとらわれずに済む。結果、日々をよりしっかりと前向きに暮らしていくことに集中できるようになるのです。そうやってなんとか思春期を乗り越えて、精神的に独り立ちしていく時期まで応援ができれば、子供は自らの守護霊さんとのつながりも安定してくるので、親が子供の魂を見守るという役割は、一旦ピリオドを打てる時期となります。それからは、現実的に生活や教育について面倒をみてやればよいわけです。ただ、お子さんによっては十代後半まで親のスピリチュアルなサポートが必要になるケースもありますから、何事も一概にこうである、ということはいえません。ケースバイケースで個々の事例を掘り下げてみるまで、本当のところはわかりません。

私もすべてに通じる定石というものがあるのならば、本を書き、講演会をやればそれで済むのでしょうけれど、こうあまりにも個々の事例が特別過ぎると、やはり個別にしっかりと向き合っていくということをこれからも、続けていかねばと感じます。