レイキはどこまで応用ができるのだろうか…。それはもう無限に、どこまでも可能性が広がっていく。そのことをいつも実感しているのですが、ここ最近もやはり新しい技法を編み出して、指導させていただく機会があり、本当にこれはどこまでも際限がないのだろうな、と思いました。
少しテクニカルな話しになってしまいますが、さほど難しい内容ではないです。
レイキには3つの段階※があります。レベル1で、手当てができるようになります。講習を受けたその日からできるようになるのですから、この時点でそもそも「信じられない」話しです。信じるかどうかはさておき、現実に日々、私のサロンではそういうことが起きています。(いったいなんなんでしょうね。種明かしについては、いつか科学で解明される日を待ちましょう。)レベル2では、3種類のシンボル(とマントラ)を学びます。これらを使い分けることでテクニックの幅が大きく広がります。一般的には非常にシンプルな使い方しか知られていません。詳しいマニュアルもありません。みえないエネルギーを扱うので、教える先生たちも日夜試行錯誤といった状況です。あえて使わなくても、十分に治療効果がでるのです。私自身は、毎日のようにこのテクニックを駆使して、さまざまな実験をしています。時々、これは使える!と実感すると、少しずつ磨きあげてセミナーで教えています。私のセミナーで教えている技法はほとんどオリジナルです。基本がすごくシンプルなので、なんにでも応用できるんですね。
密教にもさまざまな印(シンボル)や真言(マントラ)があります。随分修行もしましたから自分では使いますが、大変に難しいので人に教える機会はほとんどありません。ただ、そこで学んだ技術が時々、レイキの指導で生かされることがあります。これは密教を学んでいなかったら、絶対に思いつかなかっただろうな、という場面が多々あるんです。でも、元々、レベル2の技法はとても密教の匂いがします。「明らかに影響を受けている」と思われるんですね。ただ、そんな情報はどこにも残っていないのです。でも初代の先生は鞍馬山で修行したんですから、影響を受けていて当然といえば当然なのです。
もちろん、私のセミナーでは通常、難易度の高いものをやみくもに伝えることはしません。大切なことはレイキというシンプルで誰でも受け継げる素晴らしいものを、それぞれが現実に活かせる形で学びとっていく。その為には、どういう練習をしてもらうのが一番、効率がよいのか。見えないエネルギーをなるべくはっきり感じ取ってもらえるのか。その為に、使ったほうがよいのであれば、由来が密教だろうと神道だろうと、どんどん簡単にアレンジして持ち込みます。ただし、逐一これは「〜由来の〜である」などとうんちくを垂れたりはしません(時々は少しぐらい話しますが…)。
さて、その次にレベル3という段階があります。これはなかなか取扱いが難しい。というのは、私自身がレベル3を学んだ時は、特にこれといったアプリケーションがなかったのです。ただ一つ、マスターシンボルという4つめのシンボル(とマントラ)を受け取ります。これはそもそも、レイキを他者に伝達する時に必要になるので、元々は教師を目指す人だけが習うものだったのです。いつの頃からか、レベル3として分けて学べるようになりました。本来の目的はレイキという神秘的なエネルギーの伝達ですから。他に使いようがなかったんです。
私自身が受講した時は、マスターシンボルを受け取り、あとは伝統レイキの様々な技法についてレクチャーを受けたり、ヒーリングの練習をしたりしました。もちろん、レイキの勉強なんですから、そういう方向でいいんです。本来はそういうものなんです。
マスターシンボルについては、私自身もこれといったはっきりした解釈ができているわけではありません。非常に神秘的である。そういうふうにしか言いようがない。ただ、解釈なんてどうでもよくって、「アプリケーション」はなにか生み出せないものだろうか。そういう試行錯誤はずっと繰り返してきました。ここにきて、マスターシンボルによるワークを幾つか考案して、最近の講習では指導するようになりました。あとはどんどんシンプルに磨き上げて、いずれはマスターコース修了の先生達にも、お伝えできるような内容に仕上げていきたいと思っています。
この記事を書いている時点(2011年6月)で、最近指導し始めた新しい取り組みは、レベル1の段階からオーラグランディングを指導をしています。レベル3では、マスターシンボルを組み込んで身体全体のオーラをしっかりと活性化するワークを行なっています。また、ハートチャクラを調和に導くワーク(顕在意識から潜在意識のかなり深い領域までを2段階に分けて実践します)、大地、月、太陽との調和のワークなども適宜取り入れて行います。個々のスキルを見極めながら、無理のない範囲で行っていますので、受講者にとっては常に自分にとってもう1ランクアップできるなにかプラスアルファな技術を習得していただける、そういう講習をこころがけています。(ですから、どうしても少人数でしかやれないのです)もちろん、講習の際には、「もっと心を穏やかに鎮める為」、「日々のストレスを緩和する為」、「他者の影響をなるべく受けないようにする為」などのように、受講者の日常で起きやすい状況に対して効果があるということを説明して、わかりやすく取り入れてもらえるように工夫をしていますから、チャクラがどうのなどというテクニカルな話しは、できるだけしないようにしています。
レイキは元々とてもシンプルな技法ですから。そのシンプルさを生かして、なるべく難しくならないように指導する、ということは大切にしています。またそうしないと、次の世代の先生達に受け継いでもらいにくくなってしまいます。普及しなければ意味がないですからね。
※レイキの3つの段階については、一般的に普及している西洋式レイキを基準にしています。西洋式とよばれるレイキが実質の世界標準(=国内)です。