あなたの夢

これは、あなたがむか〜しみていた夢の世界のお話です。
(でも、もしかしたら、本当にあなたに届けられた光の世界からのお手紙かもしれませんが・・・)

眠りにつく前、あなたが毎晩のように、私にせがんだのは「地球のお話」。
地球ってどんなところ?
どんな生き物がいるの?
天気はどうして変わるの?
どんな人達がいるの?
どんな暮らしをしているの?

あなたはなんでも知りたがった。
ある国の王女様が、美しい着物をまとい、大勢の家臣をしたがえて街のなかを練り歩く様子を話してきかせると、目を輝かせていたわね。

夜空の流れ星の話をすると、
どうして? どうして宇宙(そら)の星が流れるの?
と不思議そうにしていた。

それはそうね、わたしたちが見ている宇宙(そら)と、地球からみえる宇宙(そら)は、別なものだもの。

そして、わたしが地球の人々は神様に会いたいけれど会えないの。それでいつもとても寂しそうにしている話をすると、とても悲しそうにしていたわね。
「神様に会えないなんて、すごく寂しいでしょうね、なんだか可愛そうね。」

そうね、あなたは神様が大好きだものね、いつも神様のお膝元にいて、大切にされているのだもの。会えない辛さがわかるのね。

そして、大人になったあなたが私にある日、こう言った。
「おかあさま、わたし、地球の人たちを励ましに行ってあげたいの? いってもいいでしょう? 」
「たくさん、おかあさまに地球のことをきかせてもらったから、わたしきっとがんばれると思うの。」

そうね、あなたならきっと、地球の人たちの為に、神様からの大切な贈り物を届けられるわね。

でも、わたしはとても心配していたの。

だって、地球はとてもとても遠いのだもの。
そして、あなたの神様から遠く離れてしまうのだもの。

きっと辛くてたくさん涙を流すわね。
寂しくて、苦しくて、どうしていいかわからなくなるわね。

それでもあなたは地球へ行きたいのね。

それなら、あなたを守ってくれる者たちをそばに送りこんでおくわね。
いつもあなたを危険から守ってくれるように。
そして、必ずあなたを連れ帰ってくれるように。

りっぱになって還ってくるのよ。
あなたを信じて。待っているわね。

遠い世界のあなたへ   あなたの母より

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