こういうものは無償で誰でも受けられるようにするのがいいのだろうと、実現できそうにないことをいつも思い描いています。でもいつか無償で誰でも必要な時にレイキで手当てが受けられるようになれば、みんな元気になるだろうなと思うのです。誰も上に立つこともなくなるし、お互いがお互いに愛を与え合えることを感じ合っていられるんじゃないか。
自分にはできそうにない、と感じている方がきっと多いのだろうと感じます。私自身も、ヒーリングができたらいいだろうけれどそんな資質はないだろうとずっと思っていたので、今こうしてそれなりにヒーリングができていて、結果もでている状況になってみて、改めてどうしていけばいいのか考えています。あまり偉そうに教えたくはないので、どうにかして誰でもできるんだということを知っていただきたい。できれば自分の存在感は消していきたい。目立ちたくない。少なくともレイキの世界で貢献した者として名を残したくない。そういう期待もされずにひっそりと消えて終わりたい。自分が一番、という目標はまったく持っていないので、追い越そうという方がいたら是非そうしていただきたい。というか、誰でも追いつけるんですけどね。だって本当はレイキによる手当てって、誰でもできるんですから。今はたしかにトレーニングを受けないと非常に難しい。ただ、真実ってすごくシンプルで、蓋をあければきっと、なんだそうかと思うようにできています。人間が会得できるようなものなんだから、自然発生的に未来の誰かができるようになっていって、そんな人が次第に増えていったら、こんな役目は不要になります。私が生きているうちはそこまで時代は変わらないだろうけれど、いつか遠い未来にそうなっていくといいな。その為にできるだけ広げておきたい。
昨年はヒーリングをしっかり取り組んできた結果がでています。今年もそれを継続しつつ、次世代の指導者をたくさん育てていこうと思っています。
なぜ今更、目立ちたくないと主張するのかというと。以前からひっそり思っていたことで別に今更おじけづいたわけではないんです。人がわからないことがわかる、ということだけで随分迫害されてきたんです。魔女狩りのような目にも遭い、とても傷ついた経験を通して、人は「自分達が感知できないことを知っている人間を怖れ、追い払おうとする」ものだとわかっています。日常的に、怖れと、感知しないで欲しいという意識を周囲から持たれていることを感じることがたくさんあります。だから私には友達がほとんどいない。私の能力に気づいた人達はそれ以前と態度を変えますから。それが人間の性質なので、当然だし、仕方のないことです。私だってもし自分の目の前にいる人が「自分は知らない自分のことをこの人は知っている」と思ったら、そりゃ落ち着かないですから。正直、なんでもかんでもわかってしまうと、本当に生きているのが難しい事になりそうなので、自分の能力開発も過去はともかく、未来のことはあまり見ないというか、わかるようになりたくないと願い、セーブしているというのが本音です。それでも北海道の皆さんのお役に立てるという意味では、おそらくもう十分に詳しく過去も未来も見通してアドバイスできています。これ以上はもうわかるようにならないで済ませたいものです。
やがていつの日か(それがどのぐらいの未来なのかまだわかりませんけれど)人は、言葉を超越してお互いの心を感知しあうまでに潜在能力を開花させるでしょう。あの世の存在も証明され、霊的な世界との通信なんて別に珍しいことでもなんでもなくなるだろうし、運命が定めなのか、ゆらぎなのか、自由なのか、という命題にも物理学者が答えをだしてノーベル賞をとるまでになります。人間の魂の実体が精神と肉体に与える影響が解明され、肉体が「実体ではなく虚像だった」ということも証明され、スピリチュアルはオカルトから理論になり、人類はこの次元を超越して次のステップに進化するでしょう。過去の記録も特殊な能力を必要とせず、誰でも必要なだけ取り出して知ることができ、そうなればもはや「カルマ」は概念ではなく、調整可能なエネルギーの変動でしかなくなります。当然、宗教はすべて不要になり、人々は自分がなぜこの世界に「虚像」として生を受けているのか、真実を理解できるようになります。自分が自身の過去も現在も未来の流れも知っている、唯一の権威者になることができれば、もはやお互いに虚勢をはることも、疑心暗鬼になることもなくなります。完全に自分の本質と一体になれるわけですから。
少なくとも過去数百年で人の精神性はものすごく進化しています。これからの数百年で爆発的に進化を遂げるはずですが、その為におおくの失敗を重ねて試行錯誤を繰り返していくでしょう。学びの為に必要な失敗という糧は、ときにとても大きな代償となり現実の私たちを抑圧するかもしれません。それでも過去から未来への流れは止められず、私たちはいやおうなく進化の激流へと巻き込まれていくと思います。
かなり脱線してしまいましたが…。要するにいつか必ず霊能者なんて特別な存在でもなんでもなくなり、私は他の誰とも変わらない平凡で地味で目立たない存在になります。早くそうなって欲しいなぁと切に願うのですが。おそらくそれは数世紀、いやもっと先?のことだと思うので。今回の人生では無理でしょう。わかっているのですが、一年、年を取ったせいで焦りがでたのか、なんとなく書きなぐってしまいました。
さて、今年はもう少し目立つことになるかな?(といっても去年よりちょっと仕事がんばる程度に。) ま、自分の運命受け入れていますのでどうぞお気兼ねなく!