毎日、使っている電気シェーバーの電池がすぐにきれるようになってきました。もう年数がたつのでバッテリーの寿命がきたようです。こういうものは修理にだしても、買ったほうが安いといわれてしまいますので、普通は捨てて買い換えるでしょう。
ただ、内蔵の充電池は外してリサイクルに出さねばなりません。モーター製品はだいたいがニッカド電池が使われています。カドミウムが含まれていますので、普通の経路で捨てると環境を汚染し、人体にダメージを与えます。リサイクルは義務付けられていますがあまり実践されていないようです。
ニッカド電池が内蔵されている電化製品はそのまま捨ててはいけないのです。普通の家電製品なら燃えないゴミに出せばいいのかもしれませんが。ではどうすればいいか。分解して、バッテリーを取り外すしかないんです。
さて、電気シェーバーですが、寿命だとしたらどのみち分解してニッカド電池を取り出してホーマックのリサイクルボックスまで持っていかなければいけません。どうせ分解するならと、検索してみると交換部品が数百円で売られていました。取り寄せて交換してみました。小さなネジを幾つも外して、やっと分解できました。一般的には分解は無理でしょう。となるとほとんどが燃えないゴミに捨てられているのでしょう。
有害なカドミウムの環境汚染はいずれ問題になるかもしれません。
売る側にも問題があり、リサイクルすべしというルールを作ったほうにも問題があります。が、私達ががんばってなんとしてでもカドミウムを撒き散らさない、と決意すればそれで解決する問題です。
自分は今、とても忙しいのでできませんが、もし学生時代のように時間がありあまっていたら、電気シェーバーが捨てられているのを見つけたら、拾ってきてバッテリーを取り出し、バッテリーはホーマックに持っていきます。
#それにしてもどうしてホーマック、大手電気店にしか回収ボックスがないのだろう。とても不便ですよね。
#かくいう自分も、実はシェーバーを分解までしたのは今回が初めてで・・・。つまり先代のシェーバーは多分、環境汚染させてしまったのですね。愚かでした・・・
#コードレスホン子機の交換バッテリーもよくニッカド電池が使われてます。捨てる時は必ずリサイクルボックスへ持っていきましょう!
#古いパソコン、携帯は必ずリサイクル業者にだしましょう。貴重なレアメタルが回収されています。プリンターなども引き取ってくれる業者もいます。

数値は厳密に調べたものではないのですが、単三のニッカド電池あたりカドミウムの含有量は3g。一方、カドミウムの暫定許容摂取量は『人の体重当たり1 kg1週間7μgまで』とされているようです。人体の許容量の数千倍ものカドミウムが単三電池一本には含まれている計算になります。