如月十八日の雑記:黄砂ふる日に思うこと

春先ならではの空模様です。
光がくすんで、なんとなく落ち着かないものですね。
さて今日は人生の流れを変えることについての短いお話です。

煮詰まった時、どうするか。あるいは、かなりやっかいな問題に直面して、突破口がみつからない時、どうするか。

もがいても、工夫しても、努力しても、どうしようもないことが人生には時折りあります。人生とは、厄介な迷路なのです。迷路の中で迷ってしまった時、疲れて消耗しすぎると絶望という闇に襲われます。そうなる前に、進路を変える必要があります。

が、迷路の中にいては進路変更が難しい。そんな時は誰かに違う視点から、新たな進路を指し示してもらう必要があります。

人生という迷路を、全て自らの力で向き合い、乗り越えていくのは大変に難しいものです。それはほぼ不可能だと思います。なぜなら、運命というのはさほど柔軟に作られていない。それほど私たちの意識、心、そして時流というものにしなやかに寄り添ってくれはしないのです。

その理由は、私たちの意識のあり方にあります。時流は4次元的なものなので、刻々と変化していきます。その流れをつかむには「直感力」がとても重要です。が、直感という曖昧な情報に従って人生を変えるのは大きなリスクがあるので、意識はそれを怖れるのです。

しかし、どこかで私たちは「直感」を感じ取っていますから、なんとなくこのままでは先行きが見えない不安が募ります。直感がこのままではまずい、と黄色信号を出しているわけです。その感覚を大事にした方がいい場面があります。そんな時は、早めにその信号が正しいのかどうかを確認した方がいいと思います。

人生を変えるなんて、大袈裟に思うかもしれませんが、自分より少し先を歩んでいる人、少し視野の広い人に、出会い、当座のヒントを求めるだけのことで大きく流れを変えられることがあります。

どうも、時流は今、大きなうねりの中に入ったようですから、今日の天気のような「なんともスッキリしない」いまひとつな感覚がしばらく続くようです。あまり煮詰まってしまわないうちに、人生の迷宮に疲れ切ってしまわぬうちに、次なる人生のヒントを受け取っておくのがいいようです。

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