2024-04-19:タイミングを自分で決める

3月のスコラ(サロンで主催している毎月の勉強会)では運命の話題を取り上げました。運命とはその言葉通り、生まれた時から一生で起きる出来事が定められているという概念です。大上段に運命を突きつけられても、どうしていいかわかりませんよね。悟りでもひらかない限り、向き合うことが難しい大きなテーマを少しずつ掘り下げてお伝えし始めました。

なぜならそういう時、がきたからです。全ての人にとって、運命的な流れを変える機会が増えていく時代なんですね。

これはもう私たちにとって好機といえます。が、運命というのは「何もしないとどんどん流されていく」ものなんですが、上手に乗り越えていくことでいわゆる「幸運」となりえます。その字の如く「幸い多き運命」です。何もしないとしんどくて辛い運命を、幸い多きものに変える好機をつかむと、人生をより良いものに変えられます。

さて、桜も咲き始めました。季節も早足になりました。私たちも少し先を急いだほうがいいようです。

サロンの予定を5月末まで載せました。奇数月はスコラ開催の関係で予約枠が少なめです。あっというまに6月になりそうですね。ご予約はお早めにお願いします。
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2024-03-25:満月を超えて思うこと

月のサイクルは、私たちの体内時計の基本。潮の満ち引きと同じです。自然の摂理に従ったリズムが生まれ、それによって体は整えられていくわけです。

整える力を取り戻すことによって、再び体は地球のリズムと同期(シンクロ)していきます。

春は目覚め、そして解毒。

起きるべきことが起きるべくしてただ起きていく。

本来、自然と調和していればごく当たり前にやってくる季節のサイクル、毎月の月のサイクル、それに伴う体の変化だったはずなのに。私たちはあまりに不自然に地球のサイクルと非同期、不調和な生き方をしているのでしょう。だいぶ本来のリズムとかけ離れ、ギクシャクとした反応が出やすくなっています。

それいで、なんとか一旦、月のエネルギーと共鳴し始めると、体は大きなリフォームを始めるようです。リフォーム中の体は、我々の自由にはなりません。先のことをあまり心配し過ぎず、今一番優先すべきことを大切に過ごしていきましょう。

2024-03-14:春の便り

お元気ですか?

私はいつもあなたのことを想っています。
いまどうしているか
いまへこんでいないか
いま希望を失ってはいないか

そして想うたびごとに、今すぐそこにいてあげられないことが
寂しく、切なく感じます

私はいつもあなたのそばにいたいのです
いつでもささえてあげられたら
いつでも元気をわけあたえられたら
ずっと希望を共に分かち合っていけたら
そう願わない日はないのです

想いはきっと伝わりますよね

私が想うほどに
あなたも私を想っていてくださることを
天に祈っています

もう春がやってきます

わだかまりがすべて溶けていくことでしょう

誰の中にも必ず春が訪れます

新しい希望の芽が芽吹くでしょう

待っています

私はいつでも待っています

その時を

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2024-03-02:誰にも必要とされない生き方

野に咲く無名の花のようであれ

ただあるがままに、咲き続ける

自分が愛されている、満たされている、
守られていることをただ味わい、感じている

思うぞんぶんに花弁を広げている

誰かに必要とされることもない

誰かに応えようと気負うこともない

ただあるがまま、ここで咲き続けるだけ

そんな自分でありたい
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(円山公園に毎年、雪の作品を発表しつづける無名の作家さんへ。いつも楽しませてもらっています、ありがとう。)

2024-02-26:命に宿る力

少しずつ春が近づいてくるのが感じられる今日この頃ですね。
そうはいっても突然の大雪の警戒はまだまだ怠れません。北国の暮らしは本当に春が来るまで気が抜けないもの。

人生も同様にうかうかしていると、思わぬことで足をすくわれるものです。風邪をひいて寝込むことは誰にでもあると思います。後遺症がしばらく尾を引く厄介な風邪もまだまだはびこっているので、本当に気が抜けません。

もっとも気が抜けないからといって、気を張ってばかりいるとかえって緊張でストレスが溜まりますから、うまくリフレッシュする工夫がすごく大事な時代だと思います。

1日1時間、自分を労う時間、気分転換をする時間がとれればおそらく長生きできると思います。
そういえば昔々ですが、1日1時間はT名人のキャッチフレーズだったような気がします。ちなみに私とT名人は同じ会社のほぼ同期なのですよ。誰にでも歴史がありますね。

さて、良い春を迎える準備を整えていきましょう。日々コツコツ積み重ねればきっとしっかりした芽がでますから。命は大切に育てれば必ず芽を出す力を備えています。

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2024-02-08:師走二十九日の雑記

だいぶ日も長くなり、暦は師走。そして新月目前。やっとひといきついた感じがします。一年がいよいよ始まる(旧暦でいえば)タイミングです。西暦の元旦から慌ただしすぎて時間の感覚も薄くなっていたようです。こんなふうに時代は私たちを容赦なく揺さぶり、どこか遠くへ連れ去ろうとするのでしょう。

これからは一日がどんどん短くなります。一年も早くなります。するとどうなるでしょう。人生は短いと思うようになります。

しかし、私たちがそう思うのなら目上の人たちはさらに強く実感するでしょう。そして若い世代の人たちだって、何かに追われているような感覚が強まっていることでしょう。子供たちだって同じかもしれません。世代に関係なく、時流は私たち皆にとって逆風が強くなりそうです。

いかに生きるか。ひとりひとりが信念を確立する、多少の逆風が吹いても折れない自立心を持っていかねばなりませんね。かといって、それを考えながら生きるのはしんどいし面倒です。なんとかならないものでしょうか。みんな同じように思っていますよね。

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2023-12-27:霜月十五日の雑記〜内なる闇を光にかえる

今朝で満月を超えまして、少し緩やかな一日になりました。

今日は内なる闇を光にかえる、というお話です。

人生はいろいろあります。必ずいろいろあります。
幼児でも、若者でも、年長者でも、あらゆる年代、立場、状況それぞれで落ちて、沈んで、立ち直れない程のダメージを受けることがあります。人生とはそもそもそういうものです。

そして最後は命の炎がいつ燃え尽きるかもしれない、という最大の怖れと対峙させられます。
いつ寿命が尽きるかもしれない、という切実な状況の方からもご相談があります。

たとえ明日、力尽きるかもしれないという状況の方であっても私はいかに生き抜くか、ということが何より重要だとお伝えしています。そして、本当に生きていく上で最も大きな気づきは「内なる光」です。

内なる光ってなんだ?ですよね。

私もずっとそう思っていました。もちろん今でも心が闇で覆われる日もあります。毎日かもしれません。それでも私は内なる光を追い求め続けています。そして皆さんにもその話をお伝えします。

諦めかけていても、絶望のどん底にいても、本当のところ人は諦められないものだし、もがき続けるものです。それはなぜか、生きることに執着するというより、生きている意味を求めてやまないのが私たちの本質だからでしょう。

なぜ苦しいのか。その答えは内なる光を探し求めているからだと思います。

でもどうすれば内なる光に気づけるのか。

そのためにはある程度、内なる闇と対峙する必要があるのでしょう。辛いからこそ這い上がれるのでしょう。

辛い時期こそ内なる光に気づくチャンス到来と思います。

私たちはけしてあきらめきれない存在です。しぶといんです。そして最後には闇を超越できるはずです。

まずけしてあきらめきれない自分のしぶとさに気づきましょう。明日はないかもしれないという厳しい状況であっても明日は必ずきます。そしてしぶとく生きていこうとしているはずです。

闇があれば光はあります。
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2023-10-27:満月前の違和感

今週末は満月の直前ということもあり、季節の変わり目でもあり、非常に不安定になりそうな気配です。どうぞ皆さん、無理のない行動を心がけてください。一時が万事、一瞬の気の緩みが大きなトラブルを招くことがあり得ます。誰にでも起き得る時代なのでしょう。今まで大丈夫だったからという理屈は通用しないと思います。

遠い所、賑わう場所、セール会場、季節ならではのイベント、風物。楽しみでもあるでしょうけれど身近なところにも季節を感じられる場所や楽しめる場所はきっとあります。こぢんまりと季節を味わい、小さな楽しみを見出す生き方で満足できるかどうか。心がけ次第ではないでしょうか。

おせっかいじみた文章になってしまいましたが。そういうお年頃のおじさんなのでご了承を。
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