卯月二十一日の雑記:この世で一番美しいもの

心の目が曇っていては、美しいものを見ることができない

けれど、心の目の曇りを晴らすことができるなら、あらゆるものを美しいと思うようになります

目の前にあるものが、尊く、大切で、美しいのです

石ころだって、磨けば輝きます

けれど、石ころを石ころとしか見ることができない心のままでは、

磨かれた石の本当の美しさを感じることはできないかもしれません

この世で一番、美しいもの

それはあなたの中にこそあるのです。

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涙かれるとき

なみだ

さびしい涙
うれしい涙
切ない涙
苦しい涙

わけもわからずあふれる涙
心から感謝があふれる涙

ひとりさびしく流す涙

大切な人を失った涙

怖くてどうしようもなくてしぼりだす涙

自分が誰だかわからなくて呆然とする涙

誰かの幸せの喜びをもらって涙する

誰かが元気になって安心して涙する

あたらしい命を授かって嬉しくて涙する

あたらしい始まりの清々しさに涙する

私が私であることの素晴らしさに涙する

けれど、

涙はいつか枯れる

どんなにあふれでて尽きないと思えても

その涙は必ずいつかは枯れるのです

この世には、本当の悲しみは存在しない
本当の喜びも存在しない

あるのはすべて虚しさ

虚しさにとらわれて、混乱して涙するのです

私たちは生きている意味を知らない
知らないから、こわくて泣けるのです

泣いても泣いても、虚しさは減らない

何も変わらない、ということに最後は気づいていく

涙は気づき

それが枯れた時、人は人でなくなるのでしょう
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