2021年9月18日(土):ポエム「空(そら)」

これは単なるポエムです。
(深読みしすぎる方には、あまりお勧めしません。)

では、どうぞ・・・

空(そら)

今は空を見上げていたほうがいい
あなたの心は、あなたの頭上の空と同じ表情になっている

気づかないうちにあなたの頭上の空は、
重く、暗く、沈んだ色になっているかもしれない

そして、あなたのみている空は、
さらに重く、暗く、沈んだ色になりそうだから

だから、今はほんの束の間、現実を忘れて
空を見る余裕を持つようにするのがいいかもしれない

空はあなたの「思い」を投影するスクリーンのようなもの
あなたが自分の心を見ているのだ、と意識することで
空とあなたの心がしっかりと、つながっているのがわかります

でも、空を見ることをしなければ、あなたの心は
どこにも繋がっていない不安に襲われるかもしれません

今は空を見つめ、心を見つめ、
自分の姿を理解してあげる時を過ごすようにしたほうがいいかもしれません。

わけはいつかきっとわかります。
今はそのほうがいいかもしれません。

天使の夢

天使は夢をみている。

地上に降りて、自分の足でたってみる。
友達と遊んでみる。
両親に愛されてみる。
誰かを好きになってみる。
その人のために尽くしてみる。
愛の結晶が地上に降りてくる。
慈しんで、大切に育ててみる。

そして天国に帰ってくる。

そんな夢をみている。

あなたが生きることで天使だった頃の夢がかなう。

生きることは素晴らしい。
苦しいこと、辛いこともあるけれど。
それでも生きることがあなたの夢だった。

一日、一日、夢はかなっている。
生きているだけでいい。

だから、今日の苦しみ、悲しみはその日で忘れよう。
なにもかも水に流して、あたらしい一日を迎えよう。

そして、あたらしい一日をあるがままに生きてみよう。

そうやってあなたの夢はかならず成就する。
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二人の天使のものがたり

兵士はいつのまにか部隊と離れてしまい、一人で村人を守っていた。
おびえる年寄りや子どもたちを励まし、闇にひそみ襲撃してくる敵に目をひからせていた。

目はらんらんと輝いていたが、もはや精気は失われ、しかばねのようにほおはやせこけていた。

兵士は、もはや自分が誰であったのかすら思い出せないほどしょうすいしていた。

ただひたすら誓いを守る為だけに生きていた。

これが自分の使命なのだ、と。

重い鎧が肩にくいこんでいるのに、もはや痛みも感じないほど体は疲れて切っていた。

また夜があけた。

遠くで戦いの音が聞こえるような気がする。

休んではいけない、眠ってはいけない、と自分に言い聞かせるのだが、兵士にもはやその気力は残っていなかった。

どれぐらい時間がたったのか。

きづくと兵士は手に剣も盾も、持っていなかった。
身にまとっていたはずの鎧も着ていなかった。

あたりは心地よい風が吹き渡り、見渡すかぎり光かがやく草原であった。

ふと一歩あゆみだす。足にさわる草花の感触が心地よい。
おおきく深呼吸をする。甘いよい匂いがかすかに感じられる。
それは足元の小さな花が香っているのだった。

小川で水を飲む。
ひとくち飲むほどに、体が清められ、すがすがしい気持ちになっていく。
あれほど神経が緊張しきっていたのに、すっかり安らかになっていた。

みあげると小川のむこうに少年がたっていた。
身長は兵士の半分ほどだろう。まだあどけない表情がのこる少年であった。

兵士は、なにか用事か?と尋ねようかと思った刹那、少年がこたえた。
「おじさんをむかえにきたんだよ」
「ぼくといっしょにかえろう」

問いかける前になぜ?と一瞬、疑問に思ったが、兵士はなぜか少年の言葉をとても懐かしいと思った。
「おじさんはもう兵士ではないんだよ」
「ぼくと同じなんだ」

もう兵士は兵士ではなかった。

気づけば兵士もまた少年の姿になっていた。

手をとりあって丘をのぼった。
階段があった。
登ろうと思った瞬間、エスカレーターのように押し上げられるように自然に階段を登っていた。

体は雲のように軽く、心は言葉にならないほど穏やかで安らいでいた。

少年は、問いかける前に思ったことがわかるらしく、
「ここはどこかって?」
「僕たちの家だよ」

ああ、そうだった。と元兵士だった少年は思い出したのだった。
「ここが僕たちの家だったね」
「そうだよ。ここが僕たちの本当の家」

元兵士はとうとう、地上に兵士として降り立ったいきさつを思い出したのだった。

わたしは成すべきことを成し遂げた。
命を人々の為に捧げたのだった。
それは尊いことであった。

元兵士は自分の一生をふりかえりながらそう思った。

気づけば墓場に立っていた。

そこは天国にある兵士たちの墓場。

ひとつの十字架の前にたった。

そこに元兵士は、人間だった時の自分の名前を見つけた。

自分が息絶えた後、村人達が丁寧にほうむってくれたいきさつをはじめて知った。

「わたしは人々を守り抜いたと思っていたが、私こそが人々に守られ、支えられ、力を与えてもらっていたのだ。私は国の為に尽そうとした。国王に忠誠を誓い、戦いに勝つことが栄誉だと信じ切っていた。それが私の力となり、人々の為であると思いこんでいたのだ。
 でも、本当の力は私自身の存在そのものであったのだ。人々と支え合うことが、私を支え私は生きられた。私が生きることで人々も安心して暮らせた。人というものはそうやって共存していくものなのだ。」
「私は、自分が強くなることが人の為だと思い、一生を戦いに捧げてしまった。けれど、私は二度と戦うことを望むまい。」
「また地上に人として生まれ変わることがあるのなら、戦わずに和平を結ぶよう人々を導こう。人が人同士、戦うのではなく、奪いあうのではなく、与え合える仕組みを作る為に一生を捧げてみようと思う。」

ふたりの少年たちは、新しい未来の地球を思い描きながら、目を輝かせていた。

それから幾歳月。

あの少年たちの今は・・・。そのお話はまたいつか。
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あなたの夢

これは、あなたがむか〜しみていた夢の世界のお話です。
(でも、もしかしたら、本当にあなたに届けられた光の世界からのお手紙かもしれませんが・・・)

眠りにつく前、あなたが毎晩のように、私にせがんだのは「地球のお話」。
地球ってどんなところ?
どんな生き物がいるの?
天気はどうして変わるの?
どんな人達がいるの?
どんな暮らしをしているの?

あなたはなんでも知りたがった。
ある国の王女様が、美しい着物をまとい、大勢の家臣をしたがえて街のなかを練り歩く様子を話してきかせると、目を輝かせていたわね。

夜空の流れ星の話をすると、
どうして? どうして宇宙(そら)の星が流れるの?
と不思議そうにしていた。

それはそうね、わたしたちが見ている宇宙(そら)と、地球からみえる宇宙(そら)は、別なものだもの。

そして、わたしが地球の人々は神様に会いたいけれど会えないの。それでいつもとても寂しそうにしている話をすると、とても悲しそうにしていたわね。
「神様に会えないなんて、すごく寂しいでしょうね、なんだか可愛そうね。」

そうね、あなたは神様が大好きだものね、いつも神様のお膝元にいて、大切にされているのだもの。会えない辛さがわかるのね。

そして、大人になったあなたが私にある日、こう言った。
「おかあさま、わたし、地球の人たちを励ましに行ってあげたいの? いってもいいでしょう? 」
「たくさん、おかあさまに地球のことをきかせてもらったから、わたしきっとがんばれると思うの。」

そうね、あなたならきっと、地球の人たちの為に、神様からの大切な贈り物を届けられるわね。

でも、わたしはとても心配していたの。

だって、地球はとてもとても遠いのだもの。
そして、あなたの神様から遠く離れてしまうのだもの。

きっと辛くてたくさん涙を流すわね。
寂しくて、苦しくて、どうしていいかわからなくなるわね。

それでもあなたは地球へ行きたいのね。

それなら、あなたを守ってくれる者たちをそばに送りこんでおくわね。
いつもあなたを危険から守ってくれるように。
そして、必ずあなたを連れ帰ってくれるように。

りっぱになって還ってくるのよ。
あなたを信じて。待っているわね。

遠い世界のあなたへ   あなたの母より

内なるハーモニー

なんども失敗をくりかえし、
なんども失意のどん底に落ちても、
わたしのなかの光は消えない。

もはや生きていることもできないほどに苦しみにとらわれても尚、
わたしのなかに光は降り注ぐ。

気づけば私は再び、歩き始めている。
なんども挫折した道を、あきることなく歩んでいる。
しかし、今度はいままでとは違う方向に向け進もうとする。

私を導くものがなんなのか、わたしは知らない。
けれど、私のなかにあるものをわたしは信じている。
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あなたが百万回、あきらめても、
私はあなたが無限に再生することを知っている。

あなたが百万枚、絶望しても、
私はあなたに無限の希望が降り注ぐ日を待ち続ける。

あなたが百万回、憎んでも、
私はあなたを永遠に愛し続ける。

あなたが百万回、死を望んでも、
私はあなたを地獄の淵で待っている。

あなたがいつか必ず、自分を信じ、希望をつかみ、
光に還るその日まで、
私はあなたのそばに居続けるだろう。
あなたの風となり、光となり、影となり、
あなたを守り、導き、その未来を栄光へとつなぐだろう。

あなたなのなかのハーモニー
永遠にやまない光のハーモニー

いつまでも宇宙に響きわたる永遠の調和の響き

あなたの未来に光あれ

あなたのなかの私

あなたのことは私が守ります。
あなたの大切な命、大切な友人、大切な場所、すべて私が見守っています。
だから安心してください。
いつも安らかな心を保っていてください。
そうすれば私とあなたは「ひとつ」でいられます。

私はあなたです。

あなたのなかに神があることをいつも忘れないでいてください。
それだけで、私はあなたを守れるのですから。

誰からも愛される生き方

自分は愛されるに値する存在なのかな?とすぐに考えてしまうあなたは、
きっと、愛される為の努力が必要だと思っているでしょう。
皆に迷惑をかけないように、自立した存在でいなければいけないとも思っていることでしょう。
自分にたくさんの条件を課して、疲れてしまっているのではありませんか?

あなたが誰からも愛されるには、なんの努力もいりません。
いますぐ「愛される為の努力」をやめましょう。

あなたに一番、必要なのは「愛されようとして、力んだり、がんばったりしない」生き方を選ぶことです。

それからもうひとつ大切なことは…
人の思いやりや、親切にふれた時に、「受け取れないこと」をけして申し訳なく思わないことです。
もしも「ありがとう」と思えなければ、それはそれで構いません。
誰かが親切にしてくれた時、自然に「うれしく、ありがたく思えた時にだけ」素直にありがとう、と思えればそれでよいのです。

愛される為の努力をやめましょう。
人の優しさに「応えよう」という気づかいもやめましょう。

あなたに必要なのは、無条件で愛され、心から素直にありがとうと思える体験だけなのです。

あなただけの愛し方

あなたには、あなただけの愛し方があります。

愛する努力をやめましょう。
なにも気負うことなく、心はりつめることなく、あなたの優しさはきっと届きます。
常に愛そうとすることをやめましょう。
あなたの心がおだやかに、自然に、思いを伝えたいときだけ、手をさしのべればいいのです。

誰もあなたの愛が小さいなどとジャッジしません。

あなたが元気がなくとも、誰も遠ざけたりしません。

あなたはあなたのままでいい。あなたらしい人の愛し方をみつけてください。

人生の全て

Awesomized by toshisasgawa
じっと空を感じてみよう
そうすれば地球の方角がわかる
体内コンパスを目覚めさせよう
そうすれば一年のカレンダーを体は理解できる

私達の一年は地球の上にいる自分の体ありき
一年という周期を数十回繰り返す
それが人生の全て。

今日の徒然:天の星達の祈り

今日の安息日があなたと大切な人達にとって
良き日であったなら、私達はとても安らぎます。

あなたの今日が笑顔で満たされていたなら、
光射す木漏れ日の葉をゆらしたでしょう。

あなたのまなざしが愛する人に注がれていたのなら、
ほおをなでるそよ風になったでしょう。

あなたの心が、おだやかで幸せであったなら、
足元の名も無き草花のなかから祝福を送ったでしょう。

あなたの心が安らかであればあるほど、
私達はあなたの近くにいられます。

あなたの未来が明るく輝くほど、
私達はあなたの中にいられます。

あなたの心が祈りに満たされるほど、
私達はあなたと共にいられます。

いつも、あなたのそばにいて、
共に祈っていられますように。

そこで私達ははじめて祝福を受けられます。
あなたの祈りのなかに、私達は生きられます。