霜月二十六日:穏やかに迎えられたこの日を思う

今日そして明日という日をそれぞれどのような思いでお迎えでしょうか。

私のなかには信仰と呼べるようなものはおそらくなく、ただ真実ありき、そして光へとむかって歩み進んでいく。そんな人間です。表の部分、裏の部分、幾千の経験があり、ひとまずは人の殻をかぶって存在しているわけです。でも本質の部分はひたすら光を求めて歩んでいる。ただそれだけという限りなく単純な人間だと自分では思っています。

クリスマスという今や国民の一大イベントのような日を今年はとても感慨深く迎えました。というのも昨年の今頃、私は病院のベッドの上で七転八倒しながらもがき苦しんでいたからです。唐突に激しい目まいと嘔吐、動悸、四肢の痺れにおそわれました。症状から「脳梗塞」も疑われ一通りの検査を受けました。一夜空ける頃には症状もひきましてそのまま退院。医学的には特に異常はなかったのです。

記憶にある限り人生で二度目の入院でした。その後もしばらくは自律神経が不安定で、何度かパニック発作にもみまわれたりしました。振り返ってみると今年は幾つもの病院にお世話になった一年でしてこんなに医療費がかかった年もありません。ちょうど同じタイミングで後頭部に突然、血腫ができまして、それもみるみる大きくなってしまったので、さすがにこれは切除手術を受けました。

こういった自分の身におきたことを1年かけて味わってきたのですが、その意味を紐解くというよりも、人生のなかで最も自分が不安定な状態のなかで過ごしてきまして、結果的に今まで以上に修行を積まされました。医学的には健康体であることが証明されていますし、精神状態が穏やかであるなら、残るはエネルギーの不調和が不安定さの原因です。長年の修行で学んできた技法をひとつひとつ検証する機会にもなりました。また新たな技法も試したりしています。そうこうしているうちに今までになく神々との一体感が増してきましたし、自然の精霊達とのつながりもしっかりしてきました。

数日前に冬至が過ぎたタイミングでいよいよ時が来たという感覚が強くあり、今日にいたります。

私は生まれつきこういう人生を歩むべくして存在している。だからあるがままに自分を生きていく。ただそれだけなんですね。よりシンプルに自分らしさを日々実践していくのみ、という感じです。

この1年、だいぶペースを落としておりましたので皆さんにはとてもご不便をおかけしました。また体調についてお気遣いをいただくことも多く、とても嬉しくもあり本当にありがたかったです。今回ばかりは皆さんの応援を素直に糧として受け取らせていただきました。多くのお力をいただいたことに改めてお礼を申し上げます。

さて、私には皆さんにお伝えできること、お渡しできるものが山のようにあります。これから先、私は皆さんに与えられるだけ与え、皆さんには受け取れるだけ受け取っていただこうと思います。そして皆さんのこれからの人生と次世代の若者達の未来が明るく希望に満ちたものになることを確信しながら日々を歩んでいこうと。

そんなことを考えていましたら懐かしい歌声が心に響いてきました。高校の英語の授業でブラザーがよくこの曲を聴かせてくれました。ことあるごとに心に蘇ってきて口ずんだりしてしまうのです。私のなかではこの願いはすでに成就している気がしますので、今日は皆さんの未来の為にご紹介したいと思います。

いろいろな名演奏がありますが、一番原点に近い方の音源がありましたのでこちらどうぞ。

ピート・シーガーというフォークシンガーの歌唱による「We shall overcome」という曲です。あえて曲の由来や歌詞の意味は記しません。心で感じ取っていただきたいので。英語が苦手な方でも演奏のエネルギーを感じ取ってみてください。なぜかこういう演奏は日本語より英語のほうが響きわたる感じがあります。

私は英語はとても良い言葉だと思います。日本語よりもシンプルで使いやすいエネルギーを宿しています。そこから感じ取ると自分をニュートラルに保ちやすい。一方で日本語はとても意味が深く、重い言葉が多いように感じます。こういう内容のメッセージを日本語にすると、うまく伝わらなかったり時に曲解されそうな気がします。

そして今日はクリスマスなのでなんとなく特別な日という感じもありますし、日本の時代の流れはこれからが大きな転換期となりますので今日これまでご縁のあった皆様へ私からのメッセージを以下に記して今日のブログを閉じます。

聖なる日、どうぞ穏やかな時をお過ごしください。

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光の輪が無限に降り注ぎ、あなたの未来を彩ります。

あなたの願いが、夢が、虹色に輝き、
おおきな喜びとなって人々を癒やすでしょう。

あなたが願えば願うほど、その思いは大きな波となり、
人々の悲しみを癒やし、絶望を希望に変え、
闇を光で照らし続けるでしょう。

あなたが輝くごとに、光の輪が地上に広がりゆきます。
そしていつの日か、地上に神々が降り立ち、調和が形づくられていく。
老いることの怖れはなく、飢えることの絶望もなく、
命は明るく輝き、喜び、歌い、舞い、そして支え合う。

あなたの祈りが、行いが、力となり国を動かすでしょう。
あなたが未来を信じ、光をこの世に灯す為に一日一歩ずつ進むことで、
小さなさざ波は、大きな力となり、いつの日かこの星を変えるでしょう。

私達は今けしてあきらめないということを学び理解する時期にきています。
あきらめない、ということはなにも怖れないということ。
希望は叶うのだ、と人に伝える勇気を持つこと。
そして絶望に耐え、批判や攻撃にさらされても負けない強さを身につける必要もあります。
ひとりでは難しくても、手を取り合って進めばかならず乗り越えられる。

あらゆる試練は乗り越えてしまえば糧となります。
難しい試練を乗り越える時、先駆者の知恵が必要です。
光の導きはあなたに必要な人の輪と、未来へとつながる知恵を与えてくれます。

あなたの祈りが地球を照らす灯火となるのです。
あなたの希望があらたな人の輪をつくりだす波の力となるのです。

無限の光があなたと、あなたの関わるすべての縁を豊かに照らします。
そして永遠の調和へと地球を導くでしょう。

今日までのご縁に心からの感謝と愛をこめて。
そして明日からの未来が豊かな日々であることへの感謝を光の世界へ贈ります。

皆さん、ありがとう。
天(そら)よ、星よ、月よ、大地よ、ありがとう。
そして我が命よ、ありがとう。

ピアノソロ曲「未知へ」(期間限定公開)

最近は音楽を紹介することも簡単にできるようになりました。私がHPをたちあげて楽曲を紹介しはじめた頃は、ネットを介して音楽を聴いてもらうということは本当に難しかったし、一部の方にしか聴いていただけませんでした。そんな時節でもあり、とにかくCDを作るしか音楽を聴いてもらうことができなかったのですね。それで最初のピアノソロCDはかなり無理をしました。今では考えられないほどの苦労をしてなんとか形にしました。

ここ数日過去の録音をいろいろ整理しているのですが、今日はふとこの曲が心に響いています。録音したのはもう18年くらい前です。広いスタジオで一人っきりの世界でなにかと向き合っていました。その瞬間に降りてきたものを即興で弾きました。譜面に書いて作曲する仕事はゲーム音楽で一生分書いた気がするので、あとはひたすら「降りてくる音」だけ弾いていきたい。

私に降りてきた音は、なにかメッセージがこめられている。タイトルの「未知へ」は、ずっと後になってつけました。今でもこうやって聞き返していると意識が不思議な時空にもっていかれる感覚になります。

思うところあって今日はこの曲をフルサイズ、試聴していただけるようにしました。しばらく公開しておきます。


最近のスマホ、タブレットであれば再生できます。パソコンについては最近のOSであれば再生できると思いますが古い機種の場合は難しい場合もあるようです。

※この記事(楽曲データ)は一定期間経過後は削除予定ですのでご了承ください。

運命のバトン

あなたはひとりじゃない

あなた自身が記憶していない魂のいきさつを見守ってきた人達がいる。
あなたのすぐそばで、あなたに気づかれないように、今でもじっと見守っている。

あなたがどんなに疲れていても、挫折してへこんでいても、あなたには明るい未来があることを知っている人達がいる。
彼らはあなたに気づかれないように、そっと気づきのサインを送りつづけている。
千のサインのうち、ひとつも気づいてくれなくても、彼らはあなたにサインを送り続ける。
万のサインをおくって、やっと一つ受け取ったあなたが、それを無意味なものだと勘違いして捨ててしまっても、彼らは笑顔であなたを見守りつづけていた。

あなたには無限の可能性がある。
何度失敗しても、あなたはひとりじゃない。
何度倒れても必ず立ち直るチャンスがやってくる。
あなたが自分の未来に絶望していても、何度でもあなたに復活のチャンスを与えたい人達がいる。
かれらはけしてあきらめたりしない。
あなたがすっかりあきらめてしまっても、それでもあなたを見捨てたりはしない。

なぜなら、彼らもそうやって何度も絶望して、そして救われた人達だから。
だからこんどは「あなたが支えてもらう順番」がやってきた。

無限の慈愛のエネルギーが空から降ってくる。
あなたの寝ている間に。
あなたの心の隙間に、彼らはそっとはいってきて、あなたのすべてを支えるべく明日に備えてくれる。

明日、あなたはきっと立ち直る。
明日がだめなら、明後日…。
明後日がだめならその翌日。
それを何度でも繰り返す。

そしていつかあなたはそのバトンを次の誰かに渡すでしょう。
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