弥生十八日の雑記:未来は螺旋の渦のなかにある
歴史を振り返ると本当にたくさんの出来事があって、先人たちは苦しみながら乗り越えてきたのでしょう。
歴史を情報として知ることはできても、当時の人々が実際にいかほど悩み、苦しんだのか、おしはかる術はありません。が、その苦しみを乗り越えたという誇りは私達の血のなかにしっかり先人たちから受け継がれています。
それは、愚かなことは二度は繰り返さないという誇りです。
しかし、未知の事態に遭遇した時に過去の経験則が通用しないわけですから、おおいに混乱することはあり得ます。まさに今、私達はどうしていいかわからない混乱の渦中にあるのでしょう。けれど私達は本当に無知で、成すすべを持たないのでしょうか。
人生は成長の糧とすべくあるのですから、日々、なにを成すのかによって未来を作り上げることができます。
混乱のなかにあっても、穏やかに、日々をしっかりと過ごしていくことがとても大事な時期だと思います。
生きてさえいれば、未来は必ずやってきます。