ほっとする発見
よく読んでいるIT系のブログに、「人間関係がねじれていくのは自分が原因である。」また、「自分の性格や価値観は簡単には変えられないが、行いは努力で変えていける。」こんなことが書いてあった。
自分の身に起こることの原因は自分にある。この考え方は、最近引き寄せの法則という言葉がはやっているらしくすこしずつ浸透してきたようだ。スピリチュアルな世界ではカルマの法則として普遍的に語られてきたことだ。また仏教には因果応報という考え方があって、仏教圏の私たちにはさほど目新しい概念ではないと思う。が、本当に自分の日常に、人生に、この法則は厳密にあらゆる事象に完全な影響を与えているのだということまでは、なかなか理解されていない。それは「じゃぁどうすればいいのよ?」という誰しもが感じる疑問に明確な解が得られないからだろう。
ネットのそこここで、こんなふうに「自分の行いを努力で変えていけば人間関係はうわむくのだ」という言葉をみかけるのは、すこしほっとする気がする。要するにどうすれば?という問いに対するこれもまた普遍的な解は「努力」なのだ。結局、スピリチュアルをひもといていくと、昔からじいちゃんばあちゃん、おやじやおふくろが口うるさく言い聞かせてくれていた言葉につながっていく。