2023-01-23:生きる、何があっても

生きるのがしんどい、先が見えない、がんばれない。

人生は辛いのが標準。楽、ということはあまりないもの。
それでも人生の全てをならしてみれば、それなりに上向く時期もあります。が、底にある時は上向くことがわからない。逆に上向いている時は下降することが思い浮かばない。これが人生の摂理であり不条理でもあるのでしょう。

それでも私たちは生きていく。何があっても生きていく。もうこれまで、と思っても、やはりお腹がすく、そして朝は来ます。地球は止まらないのです。

自分にもう余力が残っていない、もう限界、と思っていても、それでもなぜか頑張り抜いてしまえることがあります。そういうものです。おそらく私たちが思うよりもずっとずっと、人生の流れは堅固で強いのです。

私たちは「見えない何か」に背中を押されています。生まれたその日からずっと。だから押されていることに気づかないのです。何もしてない、何も頑張れていない、何も結果を出せていない、そう思っていても人生は実はそれなりに進んでいる。振り返ることができるなら、ずいぶん遥か遠くへ来てしまっているのです。

そして、最後のゴールへと向かってこれからも運ばれていくのです。

心が弱ってもなお、背中を押されて前進し続けている。それが人生というものらしい。

であれば、頑張れなくていい。自分を認められなくていい。そんな時はそれでいい。

それでも生きる。何があっても。

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