卯月十五日:記憶は時空に刻まれ幾千年と受け継がれる

北海道はいたるところに縄文遺跡があります。埋もれたままになっていて、掘り下げたらもっとたくさん遺跡がそこら中から出てくるかもしれません。

子どもの頃、近所の畑にいくといくらでも縄文土器のかけらが落ちていました。

今も年に数回は遺跡のあった場所に出向きます。しばらく瞑想していると、そこでどんな人達がどのように生活していたのか伝わってきます。遺跡毎にまったく違う情報が降りてくるのが不思議です。

今でも古代のシャーマン達が祈りを捧げ続けていることもあるし丁寧に挨拶をして出迎えてもらえることもある。
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ここは年に一度、こっそり訪れる古い遺跡。数千年、手付かずの原野のまま放置されている。
でも、ここにくると記憶がリアルによみがえる。

一年前にここを訪れた時の意識もすっかりよみがえった。過去にワープしたようにすら感じたほど。来年、またここにきたら同じように感じるだろうか。この場所にくるとなぜか情報が時空をこえて刻まれていることがはっきりわかるような気がする。

北海道、不思議な土地だ。半世紀以上この大地の上で生きているのに、まだ知らないことのほうが多い。