2026-10-28:心の処方箋5コマ漫画、制作の舞台裏

今回、公開したコミック版の「心の処方箋」は、夏に書いたブログの記事が原案だった。その文章を、AIに丸投げしてできたもの、もはや完全に自動的に5コマ漫画にしてくれる。でも最初からそういう夢のようなツールを作ろうと思ったわけではない。

ただ、伝えたかっただけだ。

でも伝えきれないジレンマ。それはまさしく私の人生そのものだったかもしれない。もう還暦をとうに過ぎ、母も高齢になり「私はあと3年で死ぬからね」と、自ら最終宣告を下すような時期に入った。

親を看取ったら、次は自分の番だ。あ〜人生ってこんなに早く過ぎ去っていくものなんだな。私にはあとどれぐらいの時間が残されているのだろうか。(それはもう先が見えている。人間の寿命なんてしれてるんだ。)

となると、いかに仕事の効率を上げるか、だ。願わくば「誰かが手を貸してくれる」ことなんてあったらよかったのだが。私の脳内にしかない言葉を、代わりに語ってもらうことはできない。私が違和感を感じるようなリライトも委託できない。私は一人で語り、一人で伝えるしかない運命を背負っている。

わかってはいた。わかってはいたが。ここまで人生が終わりに近づいてくると、切迫感が強い。後ろに運命という巨大なトラックが軽自動車でちんたらと走っている私を煽ってきているようなものだ。

そこにAI時代が到来。賛否はあるが、私にとっては天の救いだった。

だが、思うように手を貸してくれない。AIには癖がある。ただ描いてと言って描いてくれはしない。妖怪だったり天使だったりすごいものは描ける。そうじゃない。私の伝えたいものを描いてほしいんだって・・・。私が描けない代わりに。私の時間が限られているがゆえに、私の右腕になってくれることが悲願だった。

でもAIはただの機械だ。マシーンだ。感情はない。共感力はない。私の実現したいことをAIが理解できるコマンドに落とし込んでいくしかない。

延々と続いた対話。何度も何度も繰り返される試行錯誤。

出口の見えない混沌の中でもがく日々。

やっと一つの扉が開いた。ここからだよ。残された時間を半分はAIと対話する時間に割いたとしても、私が伝えられるもの、残せるものはより多くなることだろう。ありがたい時代だ。間に合ってよかった。一昨年、死なないで生還してきてよかった。

授かり物の命だと思って、もうしばらく生きていくことにしよう。

さて、5年後の自分への予言を書いておこうかな。それが書けるなら5年後も私は生きているのだから。

⭐︎コミック版心の処方箋、制作の舞台裏特集記事はこちら (安全なリンクですのでご安心ください)