20171116 夫婦間のトラブルを抱えている方へ

このコラムは初めてカウンセリングの申し込みを検討されている方への指針としていただきたく書いています。
今回は「夫婦間」のトラブルを抱えている方へ、事前にアドバイスを列記しておこうと思います。

夫婦間、もしくは同棲中やそれに準じるパートナーとの間で起きる問題は、大まかに分類すると、
・会話がなくなった、もしくは噛み合わない
・価値観が大きくすれ違う(例えば、子育て、仕事、転居、親の介護など)
・浮気(その疑い)
・どちらかが体調かメンタルにおいて問題を抱えている
・暴力(いわゆるDV。精神的なそれも含む)
・漠然とした違和感
・離婚に関わる対立(親権など)
などがあります。

どの問題一つでも、根深く簡単に解決出来ることではない場合が多いです。それ故、精神的、経済的に日々消耗していくケースが多く、出来るだけ早く誰かのサポートを求めることをお勧めします。
医療や福祉機関に相談されたり、場合によっては司法関係機関に出向いてみるのもいいです。その上で、別な視点からの意見アドバイスとしてスピリチュアルカウンセリングをお求めになるのもいいでしょう。

また、運命鑑定や人生相談などを他で相談されて、その上でセカンドオピニオンとしてご来訪されるのもいいと思います。

初めての方で、ご来訪されるのがどうしても難しいとか、遠方で交通が不便という事情がある方はお電話でも対応可能です(ただし道内在住、出身の方に限ります)。

長く時間がかかる問題と向き合う時、出来るだけ気持ちが消耗しない工夫をしていただきたいのです。相手があることですから時に長く待たされることもあります。手続きで時間がかかったり、診断や治療で待たされるかもしれません。また、自分の気持ちが整うまで時をおいたほうがいい場合もあるでしょう。

混乱したり、不安やストレスでいっぱいの状況では、大局的な正しい進路を自分で見極めることは、とても難しいです。訳も分からず虚しい行動、選択をしてしまうよりは、待つべき時は待つ、そして後に後悔するような選択はせず、一旦保留にすることも一つの知恵でしょう。

そして、気持ちが整い、冷静に事態を見つめられる条件が整っているようでしたら、その問題が「なぜ」出来したのか、「どんな意味」が隠されているか、答え合わせをしていきましょう。

私は長くたくさんの経験を積ませていただきましたので、みなさんのあらゆる状況を受け止めてしっかりサポートさせていただいています。霊視を重視しすぎて一方的に結論を押し付けるようなセッションにならないよう最大限、心がけています。

敷居は高くないですから、どんな問題でも気軽に投げかけてください。
また札幌以外の方は、あまり相談できるところがないと思いますので、役立てていただければ幸いです。
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20171109 人生の大きな選択

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Aか、Bで悩んでるんです・・・

何度目かのセッションでした。主題ではなかったのに、なんとなく話題がシフトして、相談者さんもさりげなく、「AかBか、どっちかかなと思っている」とおっしゃった。

ざっと鑑定しましょうか?とご提案して、それぞれのメリットとデメリットをご説明してあげたところ・・・実はCという選択もあるというので、3つの選択について説明をしてあげました。

長いおつきあいの相談者さんに、私も真剣に向き合い、全力でたったひとつの真実をお伝えしました。

あなたは何があっても、あなたの道を行くべきだし、結局あなたもそうするのだから。そのためにならない選択はしてはならない。

結果、私のアドバイスはCでした。というよりAでもなく、Bでもない。なぜなら、あなたがそれを選ばないのだから、そのことで悩む必要はない。であればもはやCの他に選べるものはないのだから、そこと向き合っていけばよい。そのようにお伝えしたのです。

私たちは、意識せずに悩み、無用に苦しむ癖を持っています。それを正して、それぞれがまっすぐにあるべき方向に進めるようになれば良いのでしょう。そうすれば自然に物事は改善しますし、良い成果を伴っていきます。その時、努力も苦労も報われ虚しい気持ちは消え去るでしょう。

20171108 あなたがあなたである為に

ひとりひとりが持って生まれたテーマがあります。
一生変わらないもの。
短い年月で完結できるもの。
とらわれずともよい瑣末なもの。

重要性も様々。
そして、その内容は皆ちがいます。

ひとりひとりが向かうべき方向性を持ってこの世に生を受けています。

地球は大きな分岐点に差し掛かったようです。
エネルギーが大きく変動しています。
私たちの心や精神が揺さぶられるだけではなく、
現実が激動といっていいほどの変革を遂げ始めていて、
もはや安定し、揺らがないものが何一つないと思われるほどです。

これはあなたがあなたである為の方向をしっかり見定める、よい潮時である兆し。
前向きに受け止め、自分らしい人生を探しに行きましょう。
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答えはそこにある

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求めている答えがなかなか見つからない。
人生そんなもの、と思い込んでしますとますます見つからない癖がついてしまいます。

見つからなくても簡単にあきらめない。
ちょっと見方を変えてみる。
少し休んでみる。
一旦、手放してみる。

そしてまた答えを探し求めてみる。

いつかそれが見つかった時に、たいていこう思うのです。
こんなに簡単なことだったのか、と。

押してもダメなら引いてみる。
右に回してダメなら左に回してみる。

ところが煮詰まっている時って、肝心なところが抜けている。
そんなものなのです。

タイミングということもあるかもしれない。

条件が整えば、鍵が開くものなのかもしれない。

とにかく、答えはいつもわりと目の前にある。
そして最も大切な条件は、
しっかり答えを求める、これが一番大事です。

最近の印象的なセッション(土地探し)

土地とのご縁をいただくにはとても時間がかかります。
特にそこに以前、住んでいた方がある場合、建物が残っている場合など、長く土地に関わる人々の歴史があればあるほど背景が深く、重くなります。また周辺地域との関係性がどうか、住む方の体質、気質との相性など、鑑定項目は多岐に渡ります。

必要があれば土地の神様にご挨拶に出向きます。以前住まわれていた方の思いがまだ残っている場合などはお祓いをすることもあります。

今年は何度となく現地に出向いて鑑定をする機会に多く恵まれました。時間はかかりましたがいづれも良いご縁をいただくことができホッとしています。あとはそれぞれの日々の暮らしが末長く、月日が重ねられていくことを願うばかりです。

土地とのご縁をいただくのは簡単ではありませんが、地道に努力を重ねていると順番に機会は巡ってくるもの。焦らずじっくりと取り組みたいものです。

北海道は広いとはいえ、札幌圏に関してはかなり開発が進んでしまい、利便性の高いところにはもうあまり空き地がありません。が、空き家は年々増える傾向にあります。制度も改善され、住み替えもしやすくなりそうです。限られた土地は所有するものではなく、ほんのいっとき神様からお借りするもの。ご縁をひたすら願う気持ちをまっすぐ持っていれば、きっと繋いで頂けます。
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葉月二十七日の雑記:秋深まる日々

日々、あっという間に木々の葉が色濃くなり、日没がどんどん早くなります。体にも自然のダイナミックな変化に適応すべく、忙しくなってきました。こんな時期は、生活のリズムの乱れはかなり体にはストレスになりますので、いつもより少しだけ余裕を持って過ごされますように。

今、いろいろなことが変化し始めています。

一人一人の中で。私たちを見守る空の上で。神々の世界で。あらゆる次元で同時に変化が起き始めています。もはや変化のないところがないぐらい。

穏やかに保つのが難しくなってきたので、バランスを整えるために使う時間が増えてきました。

皆さんもどうぞ、受け取るもの、感じるものを少し抑え気味にされますように。あまり刺激的な情報はしばらく遠ざけた方がいいかもしれませんね。

誰にとっても少しずつ時の流れが早くなっていくような気がします。

だからこそ皆さんに幸多かれと祈らずにいられません。

忙しい方も、今は心穏やかに過ごすことが難しい方も、体調が優れない方も、物事には必ず波があるので、少しでも風向きが変わったらできるだけ休息をとってタイミングをはかりなおしてみてください。多くの方が焦りが強く出ていると思います。

自分という器をいつも空にさえしておけば、ちゃんとそれぞれに最善のタイミングは向こうからやってきます。自分にとって良くなタイミングでは何をしても良い結果に繋がりにくいものです。

自分のバランス、タイミングをはかること、上達できたら人生がだいぶ楽に過ごせるようになります。
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葉月二十三日の雑記:10月後半の予定について

10月後半の予定を掲載しておきました。講座のある週はだいぶ予定が立て込んでしまいます。事前に予定が組みにくい方には臨機応変な対応が難しくなっていて、申し訳ないです。多少の予定変更などは対応できますので、ひとまず打診してください。

日々どんどん最低気温が下がってきました。体が適応するまであまり無理は禁物。日毎に一枚ずつ重ね着をするなど注意をしましょう。さもないと風邪をひいちゃいます。少しでも症状が出たらとにかく温めること、そして早く休むことです。薬は漢方やハーブ以外はあまりおすすめできません。ホメオパシーも有効です。
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葉月四日の雑記:看取り

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お彼岸ですが天気が不安定で外出がしにくいですね。
この頃、身近なところで訃報があいつぎ、看取りということをよく考えます。もともと、看取るということが現在の役目の原体験となっているわけですから、世の中で一番、看取ることに関して至近距離にいる側だと思います。だからこそご相談をお受けすることも多いわけです。そして、やはりこのころ看取りについてのご依頼は増えていますし、より内容がすごく多様化してきていると感じます。

命あるものはいづれ死を迎えるわけですから、順番に看取りもやってきます。家族の形態も変化している現代、看取りの形式も多様化しています、同時にスピリチュアルな気づきや学びの場面として、看取りはものすごく大きな意味を持ちます。

そもそも自分自身も祖母を看取ったことが発端となり、親族の看取りの中で自分が霊的に他の人と明らかに違うということを自覚せざるを得なくなりました。

けれど、単に感じる、見える、ということだけでは人様の看取りに関わり、お手伝いをすることはできません。人間的に強くならなければならず、そのために苦労することもたくさんありました。が、なんとか今日ここまでやってこれた、そしてこれからまだまだお手伝いをさせていただく機会もあるだろうから、看取りということを自分の役目の柱にしていこうと思います。

家族が一人、この世からいなくなる。今までの日常がガラリと変わる。その変化を皆、初めて体験するのですから乗り越えるのは本当に大変です。家族の死をどう受け入れるか、そして自分の残された時間をどう過ごしていくべきか。一つ一つ紐解いていくことから始めます。そうすることで、混乱から解き放たれます。悔いや罪悪感を手放すことができます。

事情は皆違いますから、しっかりそれぞれの喪失感と向き合うところから。毎回、一から真剣に向き合います。一般論は一つもなく、アドバイスの内容もそれぞれ全く異なるお話をさせていただいています。

旅立つ魂も安らかに過ごしていただけるように。これからも生きていくご遺族もしっかりと前進していけるように。そんなお手伝いを心がけています。

近年はペットを亡くされた方のご相談も多いです。大切な家族であることは人間と変わりありません。

文月十九日:再び冥福を祈ったこと

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午前中に訃報が届いた。
私が演奏活動を開始しようとした時、一番の理解者であり支援者であると同時に、同じステージにも立ってくださった恩人であるYさんが旅立たれた。お元気なうちにもう一度お会いできると良かったのに、長くご無沙汰しているうちに遂に機会に恵まれなかった。残念で悲しくて、しばらく空を仰いで祈っていました。

共演したステージが蘇ってその時に弾いた音楽が心の中に聞こえてきました。Yさんがあの時と同じようにパフォーマンスを見せてくださった気がします。気づいたら光輝く存在に変わっていました。もう帰るべきところに戻られた気がします。

Yさんが光輝く姿を感じていたら、長らくお会いできなかった悔いや、お世話になったことへの感謝の気持ちを十分にお伝えしきれなかった無念さが癒され、心がすっと楽になりました。音楽を奏でる力を今でもこうして届けてくださっている。いつまでもこの方には感謝です。ありがたいご縁だと思います。

こうして多くの方の力に支えられて今日ここまで歩んでこれたのだということを、ひしひしと実感させられます。

この世界での絆が失われても、魂の絆は永遠不滅。そこには無限の安らぎがあります。
けれどこの世界では、失われた絆は二度と取り返せず、不安や絶望を生み出します。有限であることが苦難を作り出しています。
天上界には永遠不滅の光があるけれど、そこに至る道はとても遠いのかもしれません。少しでも近づくため、一瞬でもその光にふれる機会を作るため、私は今この時代に生を受けたのだと思っています。

みなさんにお届けできるものがある限り、続けていきます。光の道を歩んでいきます。

天の世界からの祝福がいつも皆さんに届けられますように。

(ありがとうございました、Yさん。また共演しましょう。)